12/04/07 16:43:15.47 0
>>20
第2代ベルギー国王レオポルド2世(1865年戴冠)の野心から始まっている。
この山師がスタンリーのザイール川探検を支援してこの地に足がかりをつくり、
アフリカ分割を決めるベルリン会議で公式に自分の私領地とすることに成功した。
これが「コンゴ自由国」(※コンゴ独立国と訳したほうが原語からいって適切)。
で、この地でとれるゴムの需要が急増しだして大金が入ってきたこのおっさんが、
舞い上がって「もっと収穫量をあげろや!」と厳しいノルマを課すようになると、
現地住民が手足切断の罰を含めて酷使され、20年間で数百万人が死に追いやられた。
それが西欧でばれて非難が強まったため、ベルギー政府が慌てて国王に手放させた。
これがベルギー領コンゴ。成立経緯もあってその統治は比較的マシだったようだ。