名前の文化誌at WHIS
名前の文化誌 - 暇つぶし2ch150:世界@名無史さん
12/02/27 23:19:39.29 0
字や官職名の位置に洗礼名が納まったということだろう。
「島課長」とは言えても「島耕作課長」とは言いにくくて、
「課長島耕作」になってしまうのも、元をたどれば同じこと。


151:世界@名無史さん
12/02/28 01:43:32.62 0
伊藤マンショとかいるけど?

152:世界@名無史さん
12/02/28 05:44:34.11 0
ウエンツ瑛士

153:世界@名無史さん
12/02/28 13:34:09.90 0
クルム伊達公子もいる

154:世界@名無史さん
12/02/29 00:49:48.61 0
それは姓だから

155:世界@名無史さん
12/02/29 23:23:16.26 0
姓(苗字)は古代中国と古代ローマでそれぞれ独自に発生したと
何かで読んだけど本当でしょうか?

156:世界@名無史さん
12/03/11 21:50:11.15 0
941 名前:日本@名無史さん 投稿日:2012/03/10(土) 16:37:42.77
鳥居耀蔵が甲斐守の官位についていますが、この当時は秋月藩の黒田氏も
甲斐守でだったりして、同じ○○守が複数いることはよくあったことなのでしょうか?


942 名前:日本@名無史さん 投稿日:2012/03/10(土) 16:49:44.48
同時に被る事は無いようにした筈です。
つまり黒田氏がつくのが慣例でも鳥居がついてる限りはつけません。


946 名前:日本@名無史さん 投稿日:2012/03/11(日) 09:06:01.53
>>941
甲斐守とかはあくまで名前のごときもので、それ自体に意味はないそうです。
よって苗字が違えば被っても問題ないのだとか。
そもそも大名が二百数十人、旗本もかなりが官位持ちの諸大夫であり、
だぶらせないと官名が全然足りません。
同姓が多い松平とかはいろいろ調整が大変だったようです。
なお、有力大名で世襲的に使っているような場合は、
他の家が遠慮するようなことはあったようです。
それで、そんな遠慮は無用と幕府が通達を出したことがあるとか。

157:世界@名無史さん
12/03/11 21:52:07.21 0
947 名前:日本@名無史さん 投稿日:2012/03/11(日) 09:16:44.31
>>942>>946
そうなんですか。ということは、「じゃー、今日から俺○○守ね。」ってある程度自由に名乗れるんですか。
でも、そうなると今度は実際にその役職についてる人との間でトラブルにはならなかったんでしょうか?


949 名前:日本@名無史さん 投稿日:2012/03/11(日) 13:11:13.90
>941
基本的には複数はありで、幕府に許可を得て名乗ります。

ただし、
・同姓で同官名は避ける(誰だか分からなくなるため)
・国持大名による優先使用権(前田「加賀守」、伊達「陸奥守」、黒田「筑前守」、島津「薩摩守」など)
・老中職になった大名と同官名は避ける(別名に変更する)
・歴史的特例(真田「信濃守」、宗「対馬守」など)
・一部は禁止(「三河守」「武蔵守」「山城守」など)
など、占有・優先使用に関する決まりはあります。

さらに言えば、歴史的に加賀前田家は筑前守を名乗っていた時期がある(豊臣時代)ため、望めば
黒田家より優先して「筑前守」を名乗れたりとかします。(むろん、その場合は加賀守は名乗れません)

158:世界@名無史さん
12/03/15 00:51:24.20 O
姓←女偏なのは女系社会の名残
女偏の漢字は王族に用いられたりしてる
って話読んだけどヨーロッパでも苗字は女性めいしのものが多かったりとかあるんすかね

159:世界@名無史さん
12/03/15 01:40:12.41 0
フランスの姓でCamusとかCaで始まるのはどういう由来なんだろう。名前の方はCharlesみたいに音韻変化を経てるのに、
姓がそうなってないのが不思議。姓は書面で残って代々固定した形で受け継がれるから変わらないとしても、Chevalierなんかはきちんと音韻変化をしてるし
Chevalier家よりCamus家のほうが音韻変化以前から存在する古い家系ってことなのかな?それともオイル語圏以外の由来?

160:世界@名無史さん
12/03/22 01:04:32.07 0
>>159

フランスで音韻変化が生じ、CaがChaになった後の時代に
Caで始まる姓が入ってきたから音韻変化に対応してない

161:世界@名無史さん
12/03/23 02:31:03.25 0
ということは南仏や異民族由来ってことか

162:世界@名無史さん
12/04/04 11:17:16.71 0
とあるメーカーの、とある商品に「オフィーリア」という名前のものがあった。
戯曲ハムレットのオフィーリア姫の経緯と最期を知ってりゃこの命名はしないと思うが・・・

163:世界@名無史さん
12/04/04 20:27:46.91 0
>>162
浮き袋か、水着?

164:世界@名無史さん
12/04/05 01:13:51.57 0
海外のとあるメーカーが、その国にとって外国のストリーキング女(とはいえ崇高な理由あってのこと)ゴディバ夫人の名を社名につけた理由も気になる。
創業から一貫して重税反対!か?

165:世界@名無史さん
12/04/05 04:21:29.69 0
ゴダイバ夫人の国じゃないところの企業じゃなかった?
あそこの製品美味いよね

166:世界@名無史さん
12/04/05 11:52:31.79 0
いすず ピアッツァ「ネロ」

フランデレンの犬「ネロ」

167:世界@名無史さん
12/04/10 20:39:06.45 0
【米国】 強姦容疑で起訴されたドキュン・キム、無罪を主張しているとキム弁護士(ミドルセックス)[04/03]
URLリンク(logsoku.com)

168:世界@名無史さん
12/04/15 09:33:04.96 0
138 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/07/06(水) 16:35:59.06 0
氏姓は原則父系継承だけれども、苗字は家単位のものだよ。
明智光秀の氏姓は源。苗字は明智。
細川忠興の氏姓は源。苗字は細川。
生家で養育されている間は明智の家の者なので、当然、苗字は明智。嫁いでは細川の家のものになるので、細川。

かなり遅い時代まで、女の場合は、通称しか残らない。
お后にでもならない限り、本名が伝わらない。
場合によっては本名が無かったりする。

幼名は通称なことが多い上、武家だと幼名のまま通すことも多々あって、何かのきっかけで改めて名乗りをする場合が有る。
たとえば、春日局、ガラシャよりも少し遅い時代の人は、
幼名 斉藤福、嫁いでも稲葉福、従三位叙爵にあたって藤原福子、公家としては三条福子、号として春日局、女房名として二位局。
氏姓は藤原、苗字は 斉藤⇒稲葉⇒三条
この中で本名は藤原福子だけれども、おそくらくは、参内直前まで「福子」なんて呼ばれたことはは一度も無かったはずだ。
福という通称にしても、斉藤家・稲葉家でそう呼ばれていたかは定かではなく、明らかなのは徳川家康に乳母として召抱えられる時点以降。

169:世界@名無史さん
12/04/21 07:11:39.70 0
斉藤福?

斎藤福(齋藤福) だろ

170:世界@名無史さん
12/04/21 09:29:07.83 0
女子の場合 生家の名字のままだろ。
で、男みたいに名字と名前を続けて読んだり、書いたりしないだろ。
本姓とイミナを使うのは朝廷から官位をもらうときの公式文書くらい。

普通は○○氏(実家の名字)何某(本人の名前)。

171:世界@名無史さん
12/04/30 09:23:15.02 0
一生懸命考えた名前がDQNネーム扱いされた・・・・・・
URLリンク(blog.livedoor.jp)

172:世界@名無史さん
12/05/02 22:57:45.31 0
165 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/12/18(日) 10:18:59.94 0
-skiや-skyというのは「~の」を表す
ドイツ語の-isch、英語の-ishや-ese、フランス語の-squeと全く同じもの
意味的にはドイツ語のvon~や英語のof~やフランス語のde~で、こういった前置詞を使わない表現だが、
'sみたいに読めばいい

コワルスキー(Kowalski)は語幹がKowalで、「Kowalの・・・」の意味
Kowalというのは石工つまりメーソンのこと
フリーメーソンでなく本物の石工
石工は都市の建設職人で、中世には有権者の貴族をもしのぐ政治力を隠然と持ったこともある
ポーランドで最も多い姓がコヴァルスキ(Kowalski)
アメリカで英語風に訛るとコワルスキー

173:世界@名無史さん
12/05/02 22:58:09.96 0
167 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/12/18(日) 11:09:12.28 0
南スラブ人の~ヴィチvicや~ッチ-ic(どちらもcの上に点)、ポーランド人の~ヴィチ-wicz、ロシア人の~ヴィチ(ラテン文字表記での)-vichは、
もともとは父称
「~の息子」の意味

ミルコ・フィリポヴィチは直訳では「フィリップの息子のミルコ」の意味
(現代ではこれは父称ではなく姓だから、ミルコの父親がフィリップということではなく、
実際のところ彼の父親はジャレコさんであるから、古い慣習ならばミルコはジャレコヴィチになるはず)

ロシアではたとえばヴラディーミル・ヴラディーミロヴィチなら古い慣習では「ウラジーミルの息子のウラジーミル」
プーチン首相のこと

古い時代にはスラブ人は姓を持たず、父称(~の息子)が姓のような役割をしていた
遊牧民と同じ
というか父称というのはスキタイやサルマートやアヴァールなど、古い時代にスラブと密接に関わった遊牧民の影響かもしれない

~スキーや~スキが地名や職業を表し、「(主に地名や職業)の・・・」なのに対し、
~ッチや~ヴィチは「(男性の人物)の息子の・・・」の意味



168 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/12/18(日) 11:17:56.34 0
~ヴィチは、もともとはドイツ語の~ヴァイクや英語の~ヴィック(-wick)と同じもの
というか、よく見ればすぐわかるようにこれらもドイツ語の-isch、英語の-ishや-ese、フランス語の-squeともとは同じもの
要するにどれも「~の」の意味

ゲルマン系に連なる言語とスラヴ系に連なる言語はこうして非常に近いため、
一部の言語学者はゲルマン・スラヴ・バルトの3語派の祖語があったのではないかと言っている
祖語のケントゥムの発音のままなのがゲルマン語派で、
古代にスキタイなどと接触してサテムの発音になったのがバルトスラヴ語派、という考え

174:世界@名無史さん
12/05/03 07:11:21.19 0
>>172 キラー・コワルスキー

175:世界@名無史さん
12/05/04 00:20:47.35 0
女性形の-ヴナは他の語派だと同じ語根のはあるのかな

176:世界@名無史さん
12/05/13 00:22:18.83 0
568 名前:何語で名無しますか? 投稿日:2012/02/29(水) 02:01:52.99
いやぁ~この前たまたまサッカーの試合を見てびっくらこいた!
フィンランドには苗字がなくて、男の場合はみんな父親の名前+ソンなんだね
これはびっくりしたわ~。

色々調べると、アイスランドのみに残る習慣で、他では廃止されてるとのことだけど、
スウェーデンも同じくソンが多いね。

ここらでは廃止されて、そのまま苗字に移行したってことだろうけど、
英語圏でも昔はこれがあったのか?それともソンは北欧系の名前なの?

デンマーク、ノルウェーはセンか。


569 名前:何語で名無しますか? 投稿日:2012/03/01(木) 00:28:57.95
フィンランドは「-ネン」か「-ラ」な。
それも父方の名前つけるとかじゃなく自然とか職業が由来になってる。



570 名前:何語で名無しますか? 投稿日:2012/03/02(金) 02:30:32.91
間違えたwしょっぱなアイスランドのとこフィンランドって書いてたのかw
フィンランドはウラル語族やから、別やな

177:世界@名無史さん
12/05/13 12:56:01.42 0
son も sen もゲルマン系で息子って意味だな

娘なら dotter か datterとかそういうのがつく

178:世界@名無史さん
12/05/18 01:31:10.34 0
>>176
アホネンの親はアホだったということか

179:世界@名無史さん
12/06/02 17:38:21.09 0
741 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/02(土) 13:26:04.20 0
辞典で「劉」という字で引いたら、意味は殺すことやバラバラに切り裂くことだと書かれていました。
どう見ても苗字にするような意味の字とは思えないのですが、
中国の劉氏は元々は蛮族とされたような人々なのでしょうか?


742 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/02(土) 13:56:52.86 0
じゃあ 王は?
首切り用の鉞が もともとの意味だけど?


744 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/02(土) 14:06:10.62 0
>>742
その意見はちょっとピント外れ。
「王」は手足を広げた人間が立っている姿だとか
斧の形だとか、「皇」から白を差っ引いた字とか諸説あって
古代から定説は特にない。
劉は後代まで殺すの意で用いられるが、
王は少なくとも春秋時代には統率者や実力者の意で使われている。

劉氏がかなり初期に同化した、異民族系の氏族であった可能性は別に低くない。


746 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/02(土) 14:13:26.61 0
>>741
日本にだって刑部とかいう苗字もあるし、
英語圏ならButcherとかあるじゃんよ。

180:世界@名無史さん
12/06/02 17:38:42.00 0
748 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/02(土) 14:18:10.88 0
>>746
刑部省の人とか肉屋や屠殺業の人
って程度の意味でしかないと思うぞその苗字の人のほとんどは


753 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/02(土) 14:32:47.25 0
劉氏の起源に関しては劉(留)邑という地に封ぜられたからとされているが
当然ながら例えば姫氏と起源が姫水という地名など
中国の史書は苗字や姓の起源が不明の場合は架空の地名を起源にしてしまうことがあるので
この情報は必ずしもそのまま信頼することはできない
そう考えるとただのあて字かもしくは
字義通り殺すことを生業にする部族だったか
本来は蔑称だったかということになるが実際の所はよく分かっていない
なのでこの問題は諸説あるがよくわかっていないとだけ理解しておけばいい


755 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/02(土) 14:34:54.29 0
>>753
では孔子さんの先祖が井戸掘り専門職人だった可能性もあるのだな?


756 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/02(土) 14:49:29.82 0
孔氏は元々は子姓で氏は子に乙の字を足しただけってのが古くからいわれる所だが、
これが事実なのかというとまた別問題だから不明といえば不明だね。
流石に孔(穴)に何か関係する氏族だったとは思えないけど。


757 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/02(土) 15:00:27.98 0
劉は卯+金刀で、金刀によって肉を切り分ける(卯)ことを意味する。
つまり祭儀において生贄の肉を切り分けるのが劉。

181:世界@名無史さん
12/06/04 00:57:44.92 0
580 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/31(木) 19:44:11.34 0
キルギスやウズベキスタンやカザフスタンなど、中央アジア諸国の人名に、
~エフとか~モフとか~ノフとかいうロシア風の語尾の人名が目立つけど、
これは本来のトルコ風の名前をロシア風にしたもの?

583 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/31(木) 21:03:49.45 0
ムハメドフ、アリーエフ、イブライモフ、ラシードフ、ラフマーノフ、
アブディカリコフ、カリーモフ、スルターノフ、ホジャエフ、ミルザーエフ、
クトゥーゾフ、アカーエフ、ワリハーノフ

586 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/31(木) 22:03:04.72 0
20年くらい前、ブルガリアの同化政策に反発して、トルコに亡命した重量挙の選手がいたよな。
もともとチュルク人イスラム教徒と判り易いがスラブ化した名前のナイム・スレイマノフという名前だったが、
同化政策で名前を完全スラブ風に改めさせたられたのがどうにも我慢できなくて、海外遠征中に
トルコ大使館に駆け込んで、亡命が認められると、姓を祖形にもどしてナイム・スレイマノグルと名乗るようになった。

589 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/31(木) 23:47:22.24 0
アブディカリコフ→アブドゥルハリーク:アラビア語で「創造主のしもべ」
ミルザーエフ→ミールザー、アミール・ザーデ:ペルシャ語で「アミールの子、貴族の生まれ」
クトゥーゾフ→クトゥーズ:テュルク系の人名 マムルーク朝スルタンにもムザッファル・クトゥズがいる
アカーエフ→アカー、アガー:テュルク諸語で「兄」、族長などの称号
ワリハーノフ→ワリー・ハーン:ワリーは「(神の)友」でスーフィーの聖者、ハーンは遊牧君主の称号

182:世界@名無史さん
12/06/06 08:56:34.04 0
学生時代,研究室に「屠さん」っていたなあ
中国からの留学生

183:世界@名無史さん
12/06/06 15:57:06.68 0
ブッチャーさんと同じような感じなのかね。
見慣れない日本人からすると、穢れを感じさせる名前だな。

184:世界@名無史さん
12/06/09 13:25:14.55 0
キラキラネーム URLリンク(netyougo.com)

泡姫(ありえる)、亜菜瑠(あなる)、愛棒(らぼ)なんて名前付けられて将来どんな嘲笑やいじめを受けるか

185:世界@名無史さん
12/06/09 17:18:09.40 0
愛棒くんも酷いが亜菜瑠ちゃんはヤベェwww 親は世間知らずすぎだろぉぉ

186:世界@名無史さん
12/06/15 01:31:51.22 0
ダーヴィッシュって欧米系っぽい苗字だよね。
ダルがメジャーで受け容られるのもその辺が関係するのかも。
もともとムスリムの神職に由来するらしいけど。

187:世界@名無史さん
12/06/16 08:18:54.29 0
イラン系

188:世界@名無史さん
12/06/23 10:48:49.45 0
412 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/06/18(月) 22:20:47.12 0
ローズヴェルトはローゼンベルク、ローゼンバーグ、ローゼンブルグ、ローゼンバウムと同一起源のユダヤ姓なんだが
ルーズベルトじゃそれが解りにくいからローズヴェルトのほうがいいな

189:世界@名無史さん
12/06/24 22:56:47.70 0
ハンガリーでは本来は姓・名の順だけど、
日本人と同じように、外国人に対しては
名・姓というふうにひっくり返して名乗ることがある。
だもんで、ハンガリーの名前を見ると
どっちが姓でどっちが名前かわからないことがある。

これは日本で書かれた本の中でもよくあることで、たとえば
コッシュート・ラヨシュ
ラヨシュ・コッシュート
本によって違うことがあるから紛らわしくてしかたがない。
ちなみに「コッシュート」の方が姓。

190:世界@名無史さん
12/06/25 00:16:08.07 0
>>186
>もともとムスリムの神職に由来するらしいけど。

ムスリムに聖職者というのは存在しない。
ダーヴィッシュは、スーフィー(イスラム神秘主義)の修行者のこと。
あと、有(ゆう)という名前は、4代目カリフのアリから取ったのではないかという話も

191:世界@名無史さん
12/06/25 01:11:28.20 0
それで豚肉加工の日本ハムにいたんだ

192:世界@名無史さん
12/06/25 18:15:43.94 0
>>189
実際ゾルタン・コダーイなのかコダーイ・ゾルタンなのか混乱してるんだよな

193:世界@名無史さん
12/06/29 12:04:04.21 0
シベリアの原住民って今はロシア風に名乗ってるけど、ロシアが来る前はやっぱり姓・名の順だったりしたんかね?

194:世界@名無史さん
12/06/30 11:05:28.78 0
オバマ大統領の娘がナターシャ ロシアと何のゆかりも無さそうなのに
テニス選手のヴィーナス・ウィリアムス 違和感を感じる

あと、外国に住んでるロシア系は子供の名前に短縮形を使うのはどうしてだろう
ナスティヤ・リューキンやサーシャ・コーエン

195:世界@名無史さん
12/06/30 14:40:49.28 0
何系だろうと使う時は使うし、そのままの時もあるのでは?

「ビル」・クリントンと「リチャード」・ニクソン とか。


196:世界@名無史さん
12/06/30 17:43:31.16 0
もしロシア系に特に多いとすれば、アメリカでは短いシンプルな名前が好まれるためだと思う。

197:世界@名無史さん
12/06/30 20:02:00.69 0
>>195 地味・カーターとか

198:世界@名無史さん
12/07/01 05:59:39.98 0
>>194 フルシチョフのニキータってのはニコライの愛称形?それともあれが正式な名前?
Wikiだと後者みたいなんだけど。ア終わりだからロシア語圏以外の欧米だと女の名前と誤解されそう

199: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】
12/07/01 07:47:38.02 0
ナターシャ・ガーディン(芸名ナタリー・ウッド) ゴーシャ・スール(本名はゲオルギー) ナスターシャ・キンスキー コーリャ・ブリリャーエフ
ナターシャ(ウクライナ出身の民謡歌手) ミ―シャ・ゲー ターニャ・シェフチェンコ トーニャ・ハーディング(?)
スケートが好きなので、ソ連ロシアの名前はよく聞くけど、ロシアの選手でこういう名前あまり聞かない
サーシャ・コーエンは登録名で本名はアレクサンドラ・ポーリーンだそうだ

200:世界@名無史さん
12/07/01 08:35:36.84 0
創氏改名はそのままの方が朝鮮人にとってはよかった。

201:世界@名無史さん
12/07/01 10:50:45.89 0
トーニャはアントニアの略で東欧圏以外にもいそう
ターニャはタチアナだと思うけど

202:世界@名無史さん
12/07/02 21:12:18.57 0
英語のCatherineに当たるのがロシア語のエカテリーナだけど、多くがギリシャ語由来のthはfで転写されるはずなのに、
なんでエカフェリーナやカフェリーナにならなかったんだろう。ドイツ語とかの他の言語を一旦経由して取り入れられた人名なのかな

203:世界@名無史さん
12/07/02 22:18:59.78 0
エカテリーナ女帝が即位する前からエカテリーナ(Ekaterina)というロシア名はある。
というのも、アレクサンドリアのカタリナという古代の聖女から来ているためである。
ラテン語ではCatharinaとつづるが、ギリシャ語ではAikaterineと(ギリシャ文字で)つづり、
語源はギリシャ語katharos(純粋)ではあるが、人名の場合はthでなくtなのである。
また名頭のAiも、ロシア語名ではEとして残っている。

204:世界@名無史さん
12/07/05 13:04:45.22 0
>>184
昔、老人施設で働いていたことがあるが、
ご高齢の方でも金太とか蛇男とか大佐とか
万子とか加ト吉(←会社関係者にあらず、しかも女性)とかいたからね。

あと>>200みたいな例で言えば独居者で通名を使いとおした人とかね。なんか感慨深いね。
死亡診断書が却下されて戻ってくるという。

205:世界@名無史さん
12/07/07 09:41:36.24 0
299 名前:人間七七四年 投稿日:2012/05/01(火) 16:47:16.90 ID:bgmA6ent
織田信長の間に挟まる「弾正忠」って何なのでしょうか?
官位っぽいのは解かるんですが、このミドルネームっぽい名称は何と呼ぶものなんでしょうか?
今川五郎義元とかの場合は官位じゃないっぽいので混乱しています。


301 名前:人間七七四年 投稿日:2012/05/02(水) 00:10:52.17 ID:IBHtN0RP
だんじょうちゅう
織田(いわゆる苗字)
弾正忠(官位)
信長(諱)
これが正式な名前。もっと正式になると平とか源がさらに前につく
ただ諱を呼ぶのは失礼どころの話じゃないから通称を使う
今川さんちの五郎さんというように


302 名前:人間七七四年 投稿日:2012/05/02(水) 00:18:36.04 ID:IBHtN0RP
吉良上野介とか大岡越前とかが苗字+官位で諱は別にある
遠山金四郎が苗字+通称で当然諱は別

206:世界@名無史さん
12/07/07 09:44:26.56 0
303 名前:人間七七四年 投稿日:2012/05/02(水) 04:30:13.65 ID:9BByZNnn
つまり当時でも間に挟まってる官位(ミドルネームっぽい分)はそのまんま「官位」という事で良いんですね。
諏訪の四郎で勝頼さんで、今川の五郎さんで義元、羽柴筑前の秀吉さんという事で。
官位が無い人はそのまんま名前を呼ばれてたか、若かりし頃の秀吉のように猿とかニックネームがつけられてるのでしょうか?


304 名前:人間七七四年 投稿日:2012/05/02(水) 06:08:13.13 ID:TGOuFatH
基本的に本当に官位や官職がない人は輩行名で呼ばれることが多い
織田信長なら「三郎」、徳川家康なら「次郎三郎」の部分


306 名前:人間七七四年 投稿日:2012/05/02(水) 12:33:00.65 ID:ZVjNq6QW
ミドルネームみたいなの=輩行名という事ですね!!
ようやくその名称が分かってすっきりしました。
ウィキペディアを見た感じ、官位を一緒に名乗る方のミドルネームっぽいのは受領名という認識で良いんですよね?


307 名前:人間七七四年 投稿日:2012/05/02(水) 13:52:14.42 ID:7J8r/SfZ
いやミドルネームみたいのは仮名(けみょう)だろ。
輩行名というのは太郎とか二郎とか一族の同世代の中での順番を表す名前だから。

207:世界@名無史さん
12/07/08 19:52:22.59 0
日本では「カール大帝」または「シャルルマーニュ」って書くけど
「マーニュ」はラテン語の「マグヌス」(偉大)だから
「シャルル大帝」でもいいのに…と思うのに
そういう表記は見たことがない。


208:世界@名無史さん
12/07/08 21:18:31.69 0
>>207
スレチだが、俺はカール大帝自身がゲルマン系の言葉で喋ってたのか
ラテン系の言葉で喋ってたのかすごく気になる

209:世界@名無史さん
12/07/11 22:56:31.02 0
493 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/07/11(水) 02:40:14.76 0
そういう特殊な姓を持つ人物例知りたい
ヒトラーという姓は向こうじゃ消されたの?


498 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/07/11(水) 10:03:26.29 0
>>493
ヒトラーは改姓させられたらしい。もともと珍しい姓らしく、文句言う人も出なかったとか。

210:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
12/07/11 23:16:06.96 0
>>204
>加ト吉(←会社関係者にあらず、しかも女性)
馴染みの芸者の名前でもとったのではありませんか。
奴名といって、わざと男のような名前を名乗る習慣がありましたので。

211:世界@名無史さん
12/07/11 23:23:31.78 0
大丈夫だ・・・・ヒトラの命脈は日本で保たれておる
URLリンク(www.weblio.jp)

212:世界@名無史さん
12/07/12 00:46:17.78 0
そもそもアドルフ・ヒトラーの父が名字を変える際に「ヒードラー」が普通なのを「ヒトラー」にしたんだっけ?

213:世界@名無史さん
12/07/12 03:00:36.82 0
URLリンク(blog.livedoor.jp)

古くからヒトラー、ヒュドラーなどいくつかの異形があったようだ
語義は「小屋(ヒュッテ)の人」らしく、もとはチェコに多いとか

214:世界@名無史さん
12/07/12 15:31:06.46 0
>>210 う、うめ吉姉さん・・・

215:世界@名無史さん
12/07/14 00:54:01.64 0
>>213 ということは民族的にはチェコ人でもこんなドイツ由来の姓を持ってる人もいるのかな。ヒトラーに限らずとも。
ちょうどフィリピンにスペイン語やバスク語や英語由来の姓が氾濫してるように

216:世界@名無史さん
12/07/14 23:35:46.33 0
>>4
でも、奄美も1字姓が多いような。



217:世界@名無史さん
12/07/14 23:38:24.48 0
>>42
男は○○セン、女は○○ドッティル(英語:daughter)という父称がつくはず。

218:世界@名無史さん
12/07/15 00:35:45.44 0
>>216 奄美は動詞の連用形が多いな(はじめ、あたり、あたえ等)

219:世界@名無史さん
12/07/15 07:36:33.86 0
○○センって、北欧も多いよね?

220:世界@名無史さん
12/07/15 08:48:48.39 0
そりゃ、アイスランド人ってのは元々ノルマン人だから。
ノルウェー・スウェーデン・デンマークとは基本的に民族系統は同じで名前も似てくる。

221:世界@名無史さん
12/07/15 12:46:35.15 0
>>218
元ちとせ
中孝介

も奄美だね。

222:世界@名無史さん
12/07/15 16:08:59.97 0
アイスランドは、元々はケルト人じゃないの?

223:世界@名無史さん
12/07/15 18:00:26.00 0
>>222
初期の入植者の中に、アイルランド・スコットランドのケルト人も少数派として存在していた。
これらの地域はノルド人の航路圏だったんで、開拓民として同船してきたわけ。
もっとも、初期から島内の使用言語は古ノルド語でケルト語話者は早々にいなくなってる。
しかも13世紀以後のアイスランドはノルウェー・デンマークの支配下にあった歴史だから、
文化的にケルトの痕跡は僅かだし、遺伝的にもどれだけ残ってるものか・・・という感じです。

224:世界@名無史さん
12/07/16 16:49:27.69 0
>>217
○○センはデンマークじゃないかい?
アイスランド人のは○○ソンだよね。

イギリスのリチャードソンやスティーブンソンなどの名字も
北欧から昔持ち込まれた父称の名残らしいが。

ゲルマン語系のファーストネームも面白いよね。
武器の名前が由来のものも多いし、
ビョルンとかバーナード(ベルンハルト)とか見てると
熊が男らしさ、勇猛さの象徴だったのかなと思う。

225:世界@名無史さん
12/07/16 16:55:05.41 0
>>224
ああ、そうでした。サッカー日本代表vsアイスランド代表の試合の「ハンドスプリングソン」を思い出した。


226:世界@名無史さん
12/07/16 17:38:30.25 0
アイルランド系だっけ、マック○○って

227:世界@名無史さん
12/07/16 17:43:12.19 0
Mac-はスコットランド。
アイルランドはO'(オー)が多い。

228:世界@名無史さん
12/07/16 21:12:51.46 0
>>224
オクセンホルムという地名は
北欧由来の語だよね

229:世界@名無史さん
12/07/17 16:04:31.26 0
Blenheimもそうかなと思ったけどこれはドイツ由来。チャーチルの実家だけど、先祖がドイツのブレンハイムの戦いで挙げた軍功への褒美として邸宅を
もらったことに由来するらしい。eiは英語ではイーと発音するのが基本だけど、どうやったらブレンヒームかブレニームがブレナムになるんだ。


230:世界@名無史さん
12/07/18 00:34:38.93 0
英語と言えばStephenが「スティーブン」になるのもナゾ。

231:世界@名無史さん
12/07/18 01:28:39.56 0
Magdaleneが「モードリン」なのも。さすがに初見でこの発音は想像できないよ。


232:世界@名無史さん
12/07/18 09:54:15.83 0
Chevrolet も読めない

233:世界@名無史さん
12/07/18 15:50:49.00 0
英語は、あっちこっちの言語から単語を取り入れてきた歴史のせいか
知らんけど読み方のわかんない単語が多いよね。

234:世界@名無史さん
12/07/20 23:48:17.81 0
SeanがショーンとかSheehanがシーンとか

235:世界@名無史さん
12/07/24 02:15:51.16 0
ヤコブがなぜジェームズになるのか意味不明だったなあ

Iacobus → Iacomus →James って流れらしい

あとディエゴもヤコブから派生してるんだよね

Sanctus Iacobus → Santiago → Diego

236:世界@名無史さん
12/07/24 02:36:14.49 0
英国人も自国語の発音が適当だという自覚があるのか
laugh、women、nationの三つの発音を根拠に
「Ghoti」と「fish」は理論上は同音になるというジョークがある

237:世界@名無史さん
12/07/24 08:29:50.17 0
以前、広瀬隆が短編小説書いてたけど、
その中で博識の爺さんが滔々と自説を述べ、
アルファベット26文字が全て同じ文字に収斂してしまう、という話があった。

238:世界@名無史さん
12/07/24 21:59:14.23 0
ノルウェーでは父母の姓を名乗るようですが、
4月に逝去した競泳選手のアレクサンドルは「ダーレ・オーエン」とメディアで呼称されるのに対し、
昨年テロで話題になったアンネシュは「ベーリング・ブレイビク」と呼称されず、
「ブレイビク」とだけ呼ばれるのは何か理由があるのでしょうか?
というかダーレオーエンが例外的な気がしますが。

239:世界@名無史さん
12/07/26 20:52:55.91 0
ふたいとらしん!? 実は読めてない芸能人の名前
URLリンク(topics.jp.msn.com)

240:世界@名無史さん
12/07/26 22:19:15.05 0
>>234
アイルランド語由来だね

241:世界@名無史さん
12/07/28 14:11:38.38 0
635 名前:人間七七四年 投稿日:2012/07/27(金) 20:54:56.75 ID:SBl0PgDe
戦国武将が名乗る 上総の介とかどうやって決めるのですか?
織田信長なら 尾張の役職を自称すればいいのになんで関東の役職なのでしょうか?


636 名前:人間七七四年 投稿日:2012/07/27(金) 21:34:29.46 ID:QI5PLnwI
上総守を名乗ったときは尾張守護斯波義銀を担いでいたので尾張守はさすがに遠慮し
じゃあ親父の代からやり合ってる今川家が代々上総介を名乗っているので
対抗してその上位の上総守を名乗ったのではないかと
上総守は親王任国で皇族が任命されるものと誰かに指摘されて
最終的に上総介にした感じじゃないかなと想像します
記録が残ってる訳ではないので正確な所は分かりません


637 名前:人間七七四年 投稿日:2012/07/27(金) 21:39:04.93 ID:pHw7IklS
織田信長が名乗った上総介は自称
弾正忠以降は足利義昭から正式にもらったもの

242:世界@名無史さん
12/07/30 00:31:46.55 0
アングロサクソン固有の英語の人名はEdwardの他になにがある?

243:世界@名無史さん
12/07/30 02:15:42.79 0
Ethel,Alfred,Edgarぐらいか?ノルマン由来の同根の名前と融合してしまって
これがアングロサクソン由来だと言い切るのが難しいな

244:世界@名無史さん
12/07/30 14:48:05.13 0
Edwin,Edmund,Egbert,Oswald

245:世界@名無史さん
12/07/30 21:10:25.82 0
Edred,Edsel

246:世界@名無史さん
12/07/30 22:31:33.78 0
日本人の人名の「○○子」は何が起源なんだろうか?
「コ」は古い日本語かなのだろうけど
中国では「子」の字はだいたい男性に用いる

247:世界@名無史さん
12/07/30 22:32:08.70 0
日本だって、最初は男の名前だったろ。

248:世界@名無史さん
12/07/30 22:59:58.53 0
子(人名)
URLリンク(ja.wikipedia.org)

249:世界@名無史さん
12/07/30 23:34:48.87 0
なんでも質問スレで話題になってたが

スラブ系の父称や姓にある~ヴィッチ(-vich,-vic)は~の息子の意味とよく説明されるけど
本当は~イッチ(-ich,-ic)の部分が~の息子にあたる部分なんだよな

ロシア人の父称をつくる際にIvan+ov+ichだのNikola-ev-ichって作る法則があるゆえの誤解だな

旧ユーゴはvだの付けずに姓になってるのも多いな(Nemanjic、Karadzic等)

250:世界@名無史さん
12/07/31 14:05:42.25 0
-ov,-evの使い分けってなんなんだろう。前の母音(子音がある場合はその直前の)で決まるのかな

251:世界@名無史さん
12/07/31 15:32:06.61 0
>>250
男性複数形属格は子音の硬軟で決まる。
これくらいはロシア語の辞書の巻頭に載ってる基本知識だろう。

252:世界@名無史さん
12/07/31 17:35:34.76 0
けど、なかなか、母音の音色として別のoとeがロシア語では単なる環境異音というのは
或る程度やりこまないと解からないわな。

253:世界@名無史さん
12/08/01 00:18:10.69 0
じゃあそのシステムを借用した(させられた)中央アジアのテュルク系の姓の場合はどうなんだろう


254:世界@名無史さん
12/08/09 16:20:35.01 0
はて

255:世界@名無史さん
12/08/18 19:44:43.55 0
韓国も女性名に○子といいうのがある
全斗煥元大統領の奥さんは、李順子

256:世界@名無史さん
12/08/22 00:11:08.69 0
明白に男女を表せる体系でなければ男女名なんてそのときの流行りでしかないわな

文法性がある言語ならその点楽でいいだろう
アントニオなら男 アントニアなら女だって見ればわかるし

257:世界@名無史さん
12/08/22 02:51:27.63 0
未だになんでニキータが男の名前に使われたのかが分からない(フルシチョフ)
ロシア語の性別を表す語尾はまたロマンス系とは大いに違うのか

258:世界@名無史さん
12/08/22 17:56:11.70 0
>>256 一瞬「点薬」と読んだw

259:世界@名無史さん
12/08/28 05:11:21.79 0
ロシア語の愛称形は男性名でもアで終わるの多いね
アリョーシャ ワーニャ サーシャ
むしろ不勉強でアで終わらない愛称が思い浮かばない

260:世界@名無史さん
12/08/29 13:21:51.39 0
イギリスには、hogwood=猪木 っていう指揮者がいるのな。

261:世界@名無史さん
12/08/29 16:28:59.44 0
>>259
指小辞だからね

262:世界@名無史さん
12/09/11 15:21:38.66 0
>>257
むしろ逆だろ。ニキータの形ではスラブ圏東方教会圏の男性名。
ラテン圏でのニキータはニコラウスの指小形で、転じて女性名にも使われる。

263:世界@名無史さん
12/11/19 10:17:21.25 0
41 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/11/18(日) 14:22:08.66 0
そういや、何で春秋戦国時代の人名って「劉備」みたいに姓名で表記しないの?
重耳とか。


42 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/11/18(日) 14:31:18.09 0
管仲とか孔丘とか韓非とか趙無恤とか陳完とか普通は姓名で書く。
重耳とかは一部の例外。諸葛亮を孔明と呼ぶようなもんだろ。


44 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/11/18(日) 15:10:58.76 0
管仲は名が夷吾、字が仲
公族なら公子某と名を表記する


45 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/11/18(日) 15:13:54.46 0
『史記』には晋文公は姓は姫、名は重耳と記載されており氏に関する記載はない。
春秋・戦国時代頃の諸侯は姓や国名を氏のように用いている人物はいるが、
当時は「○○国候の××」程度の意味で現代人が考えるほど氏が固定化していないので、
人によっては特に氏に関して記載がない人物や
書かれる度に差異がある人物もいる。

始皇帝のように氏の趙よりも姓のエイで知られている人物とかもいるし。

264:世界@名無史さん
12/11/19 10:17:55.74 0
46 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/11/18(日) 16:02:03.94 0
中国の氏と姓って秦代で合体したんじゃないの?


47 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/11/18(日) 19:19:25.61 0
違う。あくまでも姫姓の○○氏という形をとる。
子姓、?姓、姜姓などにも、それぞれ○○氏といった形の氏で名乗る。
これに本貫の□□県の○○氏という下位分類がつく。

普段は漢字を使わない民族集団でも、漢字の○○氏というのは持っている。
カザフ族は張氏や王氏などと名乗るが、姫や子といった姓というものは持たない。


48 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/11/18(日) 19:47:43.80 0
少なくとも秦崩壊後に帝として担がれた義帝は
姓はバ、氏は熊、名は心と記されている通り、
別に秦代には姓は氏と完全に混同されていない。

完全に姓と氏がゴッチャになってくるのは漢代以降、
この頃になると使い分けがあまりなくなったのか
史書でも姓と氏の明確な区別が怪しくなってくる。

265:世界@名無史さん
12/11/19 10:59:36.39 0
この国会解散による総選挙を俺はこう命名する

「乱党選挙」

266:世界@名無史さん
12/11/23 05:15:48.89 O
「サロメ」
すごくエロいオペラ。
「七つのベールの踊り」
これストリップ
サロメ役、名のある女性オペラ歌手フルヌード
いけないよ、エロいよ!
サロメはヨカナーンという男を父王に殺させる。その男の生首を持って恍惚。ドイツ語
英語版DVDで見ると、ヨカナーンがジョン
ジョンて誰?ジョンはイエスが来るとか言ってた。
キリスト教の入門書で調べると洗礼者ヨハネ
キリストに洗礼した偉い人らしい。
聖人殺しに少しの理性があるはずがない
ストリップと生首の狂気、ヨカナーン=ジョン=ヨハネ
名前がわかったのでドラマの意味がわかった。
キリスト教を知ると西洋芸術を理解しやすい。

キリスト教勉強の動機がエロいオペラだったというトホホな話し。

267:世界@名無史さん
12/11/25 15:36:41.99 0
サロメはヘブライ語シャローム(平和)からきており、ソロモンやイェル・サレム(平和の都)と同じ語源。

ヨハネはイェフ・ハナンで「ヤハウェの恵み」、イエスやヨシュアはイェフ・ホシェアで「ヤハウェは救い」の意。
ヘブライ語とフェニキア語は非常に近く、ハンニバルは「バアル(主)の恵み」を意味する。
バアルをイェフに変えればハナニヤ、イェフを略して女性形にすればハンナ、アンナ。
ハンニバルの政敵にハンノ(ハンノン)がおり、同名の航海者も有名。

ハンニバルの弟ハスドルバルは「バアルの助け(アズル)」がラテン語で訛ったもので、
バアルをイェフに変えればアザリヤ、エル(神)にすればアズラエル(イスラムの死の天使の名がアズライル)。
アズラエルをひっくり返せばエレアザルで、訛ってラザロとなる。

268:世界@名無史さん
12/11/27 01:06:44.14 0
お、ヘブライ語とフェニキア語とを重ねての解説いいね!
ハンナちゃんがハンニバルの語頭と同じ由来だとは気付かなかった。

269:世界@名無史さん
12/11/30 09:56:03.42 O
>>267
ど素人ですが、すごく面白い。

270:世界@名無史さん
13/01/06 12:45:54.00 0
24 名前:名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日:2013/01/04(金) 13:37:42.66 0
ハンガリー人は日本と同じように逆転させる場合とさせない場合で揺れているようだ。
日本人よりも逆転させない場合が多いようだけど。


25 名前:名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日:2013/01/04(金) 17:00:27.58 0
フィンランド人もかつては姓+名の順だったし、現在も口語ではそうなることがあるという。
バスク人もかつては姓+名の順に名乗る習慣があった。
姓+名になる国の言語は名詞句の語順が
「所有者+非所有物」「所属集団+構成員」であるという共通点があるが、
このような語順だからといって姓+名の順になるとは限らないようだ。


26 名前:名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日:2013/01/04(金) 21:56:00.36 0
ヨーロッパに所在するハンガリー人でさえどちらにしようかと迷うのに、日本人は迷わず、名・姓の順にする、このサービス精神。
場の空気を読んで全体の調和を重んじるという、日本人的なやり方なんだろうな。

271:世界@名無史さん
13/01/06 12:46:29.40 0
27 名前:名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日:2013/01/04(金) 23:42:46.73 0
戦前は移民覚悟で渡米したのでなければ姓+名のままだったよ
戦前の日本人は「日本人的」じゃなかったのかね?


29 名前:名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日:2013/01/05(土) 01:51:11.76 0
この習慣を作ったのは一握りの英語教師だよ
それが国際化の風潮が大衆化する中であれよあれよと見る間に伝染した
国際比較からそのおかしさを指摘する人は無視された

日本で起こる英語がらみの失敗はいつもお調子者の半可通が起こす
カタカナ発音、外来語の濫用、和製英語など
それが全部「日本人」全体のものと決めつけられるのはもううんざりだ
バカに付き合わされるのは勘弁


32 名前:名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日:2013/01/06(日) 11:12:47.45 0
ハンガリー人はよく姓と名とを間違われている。
ルーマニア人もふだんは姓+名の順だが、英語文中などでは名+姓にする。
間違われないことを目指すか、間違われるおそれはあっても慣習を重んじるかだね。

272:世界@名無史さん
13/01/06 13:20:40.96 0
日本をジャパンというのは全く腹が立たない、
伝言ゲームで各国がちょっとづつ訛っていっただけで悪意はないから、
姓名を逆にされるのはかなりイヤだ、
現在日本人が中韓に比べて欧米名を名乗らないのはせめてもの救いだ、

273:世界@名無史さん
13/01/06 13:24:04.54 0
君、明日からジョージね

274:世界@名無史さん
13/01/06 13:35:34.79 0
ゲオルギウスだったら名乗ってやってもいい!!

275:世界@名無史さん
13/01/06 13:38:55.45 0
俺はエドワード、よろしくな。
君は、アウストラロピテクスがいい。

276:世界@名無史さん
13/01/06 22:59:47.77 0
じゃあ僕は、カール・フィリップ・エマヌエル・ヤマダでいくよ。

277:世界@名無史さん
13/01/07 22:28:23.86 0
じゃあクニグンデ・マンドラゴラ・ガーゴイル・ブリランテで

278:世界@名無史さん
13/01/08 13:10:23.97 0
>>271
ゾルタン・コダーイかコダーイ・ゾルタンなのか迷うんだよな

279:世界@名無史さん
13/01/09 22:25:32.94 0
トルコは世俗化で姓を義務付けることになった時、迷わず名姓の順にしたのかな

280:世界@名無史さん
13/01/11 04:19:21.00 0
思想史、科学史で有名なイブン・シーナー(アヴィセンナ)の名前

アブー・アリー・フサイン・ブン・ハサン・ブン・アリー・ブン・シーナー・アルブハーリー

・アブー・アリー / この部分は尊称。「アリーの父」の意味。なお、イブン・シーナーに子供がいたという記録はない。今のイランではここが簡略化され、ブー・アリーと呼ばれたりする。
・フサイン / 彼の固有名
・ブン / 息子 の意味(以下、同じ)
・ハサン / 父親の名。なおフサインは、ハサンの縮小形で、小さなハサン、の意味。
・アリー / 爺さんの名
・シーナー / 曾祖父さんの名か、部族名か、何か。アラビア語表記をシーナーと呼んでいるだけで、別の発音を止む終えずアラビア語でこう表記しただけかもしれない。たとえば、セナ でもおかしくない。彼は、ソグド系の可能性もあり。
・アルブハーリー / ブハラの、という形容詞。彼の生地に一番近い大都市で、そこで基礎的な教養を身につけた。他の人の名前では、ここには、その他、部族名や職業名が来ることもある。

全体は、ブハラの、シーナーの(に属する?)アリーの息子ハサンの息子フセイン、アブー・アリー、
といった感じ。

彼から前、三代の名が、アリー、ハサン、フサインと、
シーア派の最初の三代のイマームと名前が同じなので、
彼は、シーア派の家庭に生まれたのでは、と想定される。
なお、彼の時代のシーア派は、単に、反アラブ、くらいの意味だったかもしれん。

281:世界@名無史さん
13/01/11 06:38:48.61 0
>・アブー・アリー / この部分は尊称。「アリーの父」の意味。なお、イブン・シーナーに子供がいたという記録はない。今のイランではここが簡略化され、ブー・アリーと呼ばれたりする。

アラブの大歌手ウンム・クルスームもそのノリかと思ったら、芸名で、イスラム教開祖ムハンマドの娘の名前からとったとWikipediaにあった。この芸名の由来の方のウンム・クルスームって人は、日本の藤原道綱母みたいに
誰それの母と言う名でしか後世に伝わらなかった人なのか、「クルスームの母」というのがその名の子供はいなくてもある種の尊称として定型表現化したものか、あるいは女性の個人名化したものだったのか、どうだったんだろう

282:世界@名無史さん
13/01/11 13:57:15.76 0
バカボンのママやムーミンママもそういう事情だったのかwwwwwwwwwww

283:世界@名無史さん
13/01/11 14:51:58.86 0
アブー・バカボン

284:世界@名無史さん
13/01/11 15:09:48.81 0
Umm Baqabun
Abu Sally

285:世界@名無史さん
13/01/11 16:42:16.08 0
「天才バカボン」w
まさに世襲でバカだらけになった、
日本の死肺階層にピッタリの言葉 wwww

286:世界@名無史さん
13/01/11 16:44:02.10 0
中東もある程度勉強していると、
名前がつながり初めて面白いな、
アル・フワーリズミーがホラズムと一緒だったり
丸覚えも後々役に立ってくる、
 イブンさんて人は歴史上ずいぶんたくさんいるな、

287:世界@名無史さん
13/01/11 21:59:01.82 0
URLリンク(ja.wikipedia.org)
マクトゥーム・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム
冠詞のalって長母音で発音されることもあるのかな

288:世界@名無史さん
13/01/11 22:22:09.82 0
↑のアールは、冠詞じゃなくて、普通名詞で、家族、一族、とかの意。
アリフの上にマッダという特別な記号がついてる。

289:世界@名無史さん
13/01/11 22:24:41.30 0
>>287
الじゃなくてآلじゃないか
マッダが付いてるこれは冠詞なのか?

290:世界@名無史さん
13/01/11 22:36:47.88 0
マクトゥーム・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム

・マクトゥーム / 固有名 受動分詞で「隠された、秘された」の意味
・ビン / 息子 の意味。ブンと表記されることもある。意味は同じ。
・ラーシド / 父親の固有名 能動分詞で「導くもの」の意味
・アール / 家族、一族、の意
・マクトーム / 上に同じ。

全体は、マクトゥーム家の、ラーシドの息子であるマクトゥーム、という意味。
アラブの人名の表記の中では、ちょっと変わった表記の仕方ですね。
まあ「アール・マクトゥーム 」の前に何か省略された、という感じでしょう。

マクトゥーム家は、ドバイの支配者、首長を輩出している名家ですね。

291:世界@名無史さん
13/01/12 00:42:38.31 0
>>285
元ネタの「薄伽梵」も知らないから
おまえは火葬階級なんだよ

292:世界@名無史さん
13/01/12 01:24:06.62 0
>>291
ぼくちん、よくできまちたね。ヨチヨチ。
この国の痴呆な死肺階級にちては、
じょうできでちゅよ。ちゅごーいw

きっと白人ちゃまも、えらい、えらい、ちてくれまちゅよ wwwwww

293:世界@名無史さん
13/01/19 08:52:15.53 0
>>281
こまかいことだが、芸名じゃないと思う。
kunya ってやつ。

294:世界@名無史さん
13/02/10 14:19:37.63 0
エジプト人には名字がないんです。
URLリンク(ayacnews2nd.com)

295:世界@名無史さん
13/02/12 21:22:12.28 0
アフリカかどこかでは、子供が生まれたときに付けた名前は一生使わない
と聞きました。他人に本名を知られると呪われるとか何とか
中国でも、名のかわりに字を使っていました
その他の地域には、こういった例は存在するでしょうか?
また、日本ではどうでしょうか?

296:世界@名無史さん
13/02/12 22:21:35.36 0
>>295
悪鬼に捕まらないように幼名を汚い名前にする習慣は日本にもありましたね。

「本名を知られてはいけない」などのエピソードとしては、フィクションですが、
夢枕獏の『陰陽師』シリーズや、映画『千と千尋の神隠し』でもあったような。

297:世界@名無史さん
13/02/13 03:53:45.78 0
「本名を知られてはいけない」は、ゲド戦記の『影との戦い』でも書いてあったな。

298:世界@名無史さん
13/02/24 01:47:47.18 0
910 名前:人間七七四年 投稿日:2013/02/19(火) 00:10:11.29 ID:I8P7jaLh
築山殿の元の呼び名は瀬名姫と言われるけれど
あの頃はよほど位が高くないと武将の娘でも名前がはっきりしないと言われていて
瀬名も実は本当の名前では無いという話も
どっちなんですかね


911 名前:人間七七四年 投稿日:2013/02/19(火) 00:48:58.29 ID:j2wQy1hN
不確かなのは、実名で呼んだり記録したりするのを避けてたからかねー?
少し話題がずれるけど、戦国時代は名前がコロコロ変わりすぎだと思う。
他の時代って変わっても、幼名と元服後の名前と、死んでからの法名(戒名)くらいじゃないか?


912 名前:人間七七四年 投稿日:2013/02/19(火) 00:53:52.99 ID:I8P7jaLh
女子は低く見られてた時代だから子の名前としても

としか記載されてないっていうのを見たんで

299:世界@名無史さん
13/02/24 01:48:47.45 0
913 名前:人間七七四年 投稿日:2013/02/19(火) 04:08:03.09 ID:zf7uLHpE
~姫、と呼ばれてたとしたら
逆にその~は本当の名前じゃ
ない証拠でしょう。
平安の昔から女性の名前は目下の
ものが呼べるものじゃない。
だから出身地や来歴にかこつけて
~姫みたいに言う。
築山は出自がはっきりしてるから
幼名だったんでしょうね。
茶々、みたいなもん。


914 名前:人間七七四年 投稿日:2013/02/19(火) 10:36:00.55 ID:gfRq/oFL
もともと実名を呼ばない時代だったので男性の武将クラスですら
実名(諱)がよく分からない人がたくさん居ます。
まして現代に残るような政治的な書状を発給したりされたりすることの無い
女性は余計に分からないものです

次に家の記録ですが、当時の家は今で言う会社みたいなものだったので
社長や社員に当たる男性の名前や経歴は残しますが、
その奥さんの名前や経歴までは記載しません
単に部外者だから記載されなかったともいえます。

たとえば秀吉の正妻の北の政所のねねさんは
知名度抜群、従一位でそこらの男どころか日本で何番目かに位の高かったのですが
未だに名前が確定してません。まぁほぼ確定ですが。
女子は低く見られてたので名前が残らないとの見方は
間違いとはいえませんが一面的ともいえると思います


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