12/10/10 13:54:08.42 vUgxWTBM0
「私、お姉ちゃんがホストの妻だって事、とっくに知ってますから。
浩一がばらしたんじゃないわよ。私が自分でわかったの。
たいへんね、お姉ちゃんも。」
「ぜんぜん。大変なのは月子のほうでしょ。
週末婚が上手くいかなくてオロオロオタオタしてるのとっくに知っていますから私。
月子レベルの女に週末婚なんて高級すぎたのよ。」
「ホストの妻に言われたくないわ、そんなの。」
「あたしの事なんかより、浩一さんに捨てられないように心配するんだわね。」
「あら、お姉ちゃんこそ、今に必ずじゅんさんに捨てられるのよ。
だって…お姉ちゃん、顔がどんどん下品になってきたもん。」
「下品!?」
「そう、下品。あたしがお姉ちゃんより幸せにならないように、
どんな手を使っても、潰そうとするからよ。顔に出てきたわ。」
「そう…反省しなきゃね…顔にでてくるものなのよね… 月子の顔がこのところ、どうしてこうふてぶてしく見えるんだろうって、
ずっと考えてたの。顔に出たのね… でも、気持ちはわかるわ。
実力もないそこらのお姉ちゃんの月子がいっぱしの仕事しているよう、見栄はらなきゃいけない訳だし。
週末婚なんて、結婚のおいしいところだけを取りましょうって、必死こいてるんだもん、
ふてぶてしくしていなきゃ、やっていけないわよね…
あたしたち夫婦は何もかも了解済みよ 全然不幸でなんか無いわ」
「そう… 反省しなきゃね… それなら私、もう少し優しくなりたいから
純さんが『浩二』って名前で ホストやってるからって みんなに宣伝するわ
お姉ちゃんだってみんな了解済みなら 何の問題も無いでしょ! みんなに浩二を指名してねっ って言う!
姉が安い翻訳の内職で 家計を支えていますから 500円でも1000円でも 浩二にチップあげてねって みんなに言ってあげる!
ふてぶてしい私の顔 少しはやさしくなると思うの」
「たたじゃおかない!」
阿部ちゃんはもう一度こういうドラマに出るべき