12/08/07 23:09:38.27 0s8Jv8xU0
椎名一郎宅て夏休みを過ごしていた和也とはる菜。
いつものように日記を書き就寝した和也は、翌日目覚めるといつもいるはずのおじいちゃんとおばあちゃんがいない。
朝食も用意されてない、庭にも誰もいない…
おじいちゃんの工房に行って、陶芸のツボをさわろうとしたら「触っちゃダメ!!」って急に言われて振り向いたら、下半身の無いおじいちゃんがいた。
和也はびっくりして家を飛び出そうとしたけど、玄関が開かないんだ…
怖くなった和也とはる菜はニワトリ小屋に逃げたんだけど、今度はさっきまで鳴いていたニワトリの鳴き声が急に途絶える。
不気味になったはる菜は泣き始め…
和也はふとスマホを見た。すると…
そこには本来あり得ないはずの8月32日が表示されていた。
「嘘だー!!」と叫ぶ和也。
空を見上げると、まだ午前にもかかわらず濁ったオレンジ色をした禍々しい空。
歩けば歩くほど廊下や柱など所々欠けていく…
下半身の無い祖父。
こうして和也たちの終わらない夏休みが始まった…