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４月４日(水)朝日新聞朝刊 ｢カーネーション｣脚本家・渡辺あやインタビューより
｢糸子役が夏木マリさんに変わった時、それまでの登場人物の多くが故人となり、
舞台の町並みも変わって、私自身すごく喪失感がありました。でも、それがまさに、
老いた糸子が抱えている感情なんです｣
｢私の住む町でもお年寄りの自殺が多い。私たちの世代が想像するよりもずっと、
老いていくのは厳しくつらいと思います。糸子のモデルはファッションデザイナーの
コシノ３姉妹の母、小篠綾子さんですが、晩年が最も輝いていたそうです。
どうすればそうなれるのか、描けるなら描いてみたいと思いました｣