12/04/05 11:09:47.66 JzQj/Jgi0
見返してるけど、糸奈津のからみは、シーン数の絶対量は少ないけど
本当に含蓄があって良いな。
泰蔵兄ちゃんを好きだった奈津が、土手で太郎を見つけ
その太郎が泰蔵亡き後、わけあって安岡家で働くようになった
奈津に思いを寄せる。
着られなかった白無垢の初婚が破綻し
家業も破綻し苦界におちた奈津が
自分の花嫁衣装を貸した糸子に再生への白衣(髪結いユニホ)と
第二の人生で幸せをつかむための再婚ドレスを仕立ててもらう。
そのとき糸子は一緒になれぬ不倫の恋人の背で泣いている。
奈津の人生だけでドラマ一本、楽に作れるのに
糸子の人生に織り込めて、要所要所だけ表地に顔出させる。
余力のある作りだよなあ。