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終戦直後の食糧難の折、梅子(堀北真希)は松子(ミムラ)と共に配給所に出掛ける。
だが米穀通帳を落としてしまい、食糧を手に入れることができない。梅子は兄の竹夫(小出恵介)と地方の農村に買い出しに行く。
旅の中で梅子は、竹夫がこのまま医師の道を行くべきかどうかを悩んでいることを知る。
やがて女学校が再開し、生徒たちの間では卒業後の進路が話題に上るが、梅子は自分がどうしたいのかいまだ分からずにいた。
そんなある日、梅子は掃除中に竹夫の質札を見つける。困惑する梅子は松子に相談するが解決せず、ますます混乱。
運悪く建造(高橋克実)が帰宅し、質札が見つかってしまう。そこへ竹夫が話があると帰ってくる。
質札のことを問いただそうとする建造に竹夫は、医師になるのをやめて働くと打ち明ける。
激怒する父に謝るよう芳子(南果歩)は諭すが、竹夫は家を出て行く。
ある日、建造は竹夫がいない寂しさを紛らわせるかのように、大学の教え子たちを大勢連れて帰ってくる。
学生の一人、山倉(満島真之介)から突然求婚された梅子は驚く。
そんな中、建造の病院に届け物を頼まれた梅子は長い間、闘病している少女と出会う。
彼女の余命があまり長くないことを知った梅子は、ある行動に出る。そんな折、竹夫の居場所が分かり、梅子は松子と一緒に会いに行く。