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秋田市仁井田大野の撫斬＝百姓2人が磔、20人が斬首
身分の低い百姓が武士に怪我を負わせたから、さ～大変
「武士を恐れぬ法外の行為、断じて許されない」武士側が烈火の
ごとく怒り結局、百姓2人が磔、20人が斬首された。
秋田市仁井田大野の撫斬（なでぎり）は、元禄9年（1696年）、
古川で釣りをしていた武士とそこを船で通りかかった仁井田大野の
農民が交錯していざこざとなり、後日それを恨んだ武士が（藩の処刑
としてという説もある）、大野の住民22名（当時の家主全員？）を
斬り殺した－－という事件だったようだ。
ちなみに、国道13号線の大野口のすぐ先、再び旧道が分岐する三叉路付近が
「切上（きりあげ）」という地名だが、この事件にちなむらしい。
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