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「現代自動車は雨漏りするような車を作ったり、燃費表示を改竄(かいざん)するようなメーカーなので、
消費者の評価が低いのは当然でしょう」。日本の自動車関係者の1人は、厳しい口調でこう言い放つ。
米国の消費者の購買動向に大きな影響力を持つといわれるコンシューマー・リポートが2月下旬に発表した
自動車ブランドの「14年版総合ランキング」。韓国の自動車最大手、現代自動車は16位に転落した。
12年11位、13年14位とランクを落としており、「燃費性能の『水増し問題』以来、
現代自のクルマに対する評価は厳しい」と別の関係者は指摘する。
一昨年11月、米環境保護局は、現代自とグループの起亜自動車が米国で販売した自動車約90万台について、
実際よりも高く燃費性能を表示していたとする調査結果を発表。
いわゆる燃費性能の“水増し”で、ガソリン1ガロン当たり最大6マイル(1リットル当たり約2.6キロ)に達していた。
消費者の苦情で判明したもので、米国では過去に例のない大規模な誤表示となった