12/03/24 09:18:46.67
文化人類学が特に意味があったのは、植民地時代の後期以降に、
まだヨーロッパ人らが、異文化は劣っているといった偏見を抱いていた時代に
全ての文化が平等な価値を有していることを証明することに意義があったのだろう
それが近代の価値観の一部を作ったわけ
それだからその本当の役割は今では少し、お役済み的になりつつあるのでは?
社会学もまた産業革命以降の社会の動乱や変化が生み出した時代の子だから
同じように客観主義に徹したフィールドワークで社会の新たな現実を解明しようとした
それが日本では、どんどん現実離れした哲学用語みたいのを使う世界に退化していってるのかもしれない
社会や文化自体が沈滞化していって、腐っているからかもしれない