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有馬稲子さんと南風洋子さん
越路吹雪が人気絶頂の頃、「宝塚始まって以来の一番の美女」と宝塚入団早々、マスコミやファンに騒がれた有馬稲子さん。
劇団は彼女を「第二の越路吹雪」にしようと思ったのか? 「春風の接吻」と「文福茶釜」で無理に男役に転向させようとした。
しかし有馬は「やっぱり男役はイヤ!」と言って娘役に戻ってしまう。劇団は同期生で有望新人男役の南風洋子を抜擢してコンビで売り出そうとする。
この後2年あまり、花組の若きトップコンビとして大活躍、退団も同時期であった。二人は「子供の時間」という舞台でウン十年後に再び共演している。
※このため「春風の接吻」は、大劇場では有馬稲子(ヘンリー)と新珠三千代(マーガレット)、東京公演は南風洋子(ヘンリー)と有馬稲子(マーガレット)という珍配役となった。