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花組公演の記録№４ 昭和24年初舞台の有馬稲子は研２でしょうか？ すでに頭角を表して娘役で主演もし、男役でも主演している。
昭和２５年
２月 帝国劇場 「カルメン」 越路吹雪(ｶﾙﾒﾝ)・打吹美砂(ﾄﾞﾝ･ﾎｾ)・月空美舟(ﾙｰｶｽ)
「プリズム・パレード」 越路吹雪(ｴﾃﾞｨ)・宮城野由美子(ﾛﾘｰﾀ)・月空美舟(ﾁｬｰﾘｰ)・打吹美砂(或る男)・日下輝子(或る女)
※ この公演で、宮城野由美子は星組から出戻って、花組のトップ娘役となる。
４月 大劇場 「モナミ」 越路吹雪(ﾏﾙｾﾙ)・宮城野由美子(ｽｾﾞｯﾄ)・打吹美砂(親友ｱﾝﾘ)
「スイング・ラプソディ」 越路吹雪(丁稚)・深緑夏子(いとはん)・月空美舟(春の嵐の少年)・宮城野由美子(春の嵐の少女)
６月 帝国劇場 「ユング・ハイデルベルヒ」 打吹美砂(ﾛﾍﾞﾙﾄ)・有馬稲子(ﾛｯﾃ)
「スイング・ラプソディ」 内容と配役は大劇場と同じ
７月 越路吹雪は、映画出演や外部出演が自由にできるように声楽専科へ移動する。
残された打吹美砂は、組長とトップ男役を兼ね、さらに次代の男役を育てるために奮闘する。
８月 大劇場 「素襖落」 天津乙女(太郎冠者)・富士野高嶺(次郎冠者)・打吹美砂(大名)
「アラビアン・ナイト」 打吹美砂(ｱｸﾒｯﾄﾞ王子)・宮城野由美子(ﾏﾘｱﾅ姫)・日下輝子(ｸﾞﾝﾅｰﾙ姫)・富士野高嶺(ｲﾝﾁﾗｰ博士)
※ 新珠三千代(妖蛇の踊り子)・八千草薫(笛の少年)・有馬稲子(トリコロールのソロ)もチョイ役で出演している。
10月 帝国劇場 「妖炎」 天津乙女(かつぎの女)、打吹美砂(若者)、新珠三千代(乙女)
「アラビアン・ナイト」 内容・配役は大劇場と同じ
11月 帝国劇場月組公演 続演の「アラビアン・ナイト」は久慈あさみが大劇場で突然の退団のため、打吹美砂が２ケ月連続で主役を務める。
12月 大劇場 花組・星組合同公演 「春風の接吻」 有馬稲子(男役/ヘンリー)・新珠三千代(マーガレット)・月空美舟(ミッチェル)
「宝塚おどり」 深緑夏子(専科)、神代錦・梓真弓(星組)、月空美舟・新珠三千代・有馬稲子(花組)