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南悠子さん、初舞台は戦争中・・・
戦後、宝塚大劇場の再開時の月組は、野花千代と淡島千景のコンビ(代表作「南の哀愁」)でスタートしたが、病弱な野花は1年あまりで退団。
その後を淡島千景に同期生の久慈あさみと南悠子の3人でトリオで売り出し、「真夏の夜の夢」「マノン・レスコー」などで一番若い組として人気急上昇、
再開時は花月雪の3組だったが、数年後に星組が谺春香と宮城野由美子のコンビ(代表作「ロマンス・パリ」)で再開、だが病弱な谺春香は1年あまりで退団。
その後は南悠子が星組トップとなり「リリオム」や「ロミオとジュリエット」に単独で活躍、相手役は作品ごとに代わっていたようだ。
月組は久慈あさみと淡島千景の黄金コンビでさらに人気上昇、やがてこの2人は黄金期の映画界へ去って行った。
残された南悠子は「虞美人」で女役を演じ評判をとり、これを契機に女役に転向し専科入り、日本舞踊を極め、天津乙女、春日八千代らの相手役をつとめた。