01/10/29 01:00
亀レスですが>>23
私は芸を楽しみたいって方ですね。一口に芸といってもいろいろですが、
手の込んだ新作を聞かせるのも芸でしょうし、登場人物になりきる演技も芸、
身振り手振り(仕方噺)の上手さ、上方だと義太夫などが入った噺では喉を
聞かせるということもありますし、通の方だと、古典の解釈にその噺家の
芸を見ることもあるでしょう。
私の場合、ただ単純に「笑い」だけを求めるのではなく、映画やお芝居、
音楽などと同様、「至芸を見たい」という欲求で落語を見ているように思います。
そういう意味では、上方はまだまだ大丈夫ですが、東京落語界は志ん朝師
亡きあと、ちょっと沈下気味なのでは、と考えてしまいます。