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60~70年代前半に活躍し、今年度の「第15回上
方演芸の殿堂入り」に選ばれた兄弟漫才の若井はんじ・
けんじさん(いずれも故人)の人気のきっかけになった
放送台本が2日から、大阪市中央区難波千日前のワッハ
上方(大阪府立上方演芸資料館)特別展で初公開され
る。台本のタイトルは「頭の先からピーコピコ」で、
数々のヒット曲の作詞を手がけたタレントの永六輔さん
(78)の作。
はんじ・けんじさんは、「ピーコピコ」や「ごめーん
ね」のギャグで売れた。66年に第1回上方漫才大賞新
人賞を受賞、将来を期待されたが、はんじさんは76
年、42歳で急逝。けんじさんも87年に52歳の若さで亡くなった。
台本は先月、はんじさんの遺族が、殿堂入りを機に遺品を整理する中で見つけ
た。64年12月にNHK大阪放送局がラジオ第一で全国放送した際に使われた
と見られる。B5判、30ページで、表紙には「はんじ」と手書きされている。
ワッハ上方の古川綾子学芸員は「若き日の永さんとはんじ・けんじさんが互い
を信頼しあってできた作品だと思います」と話している。特別展は5月29日ま
まで。水曜休館。【油井雅和】