14/01/14 15:27:56.13
>>425
!
初老の男は苛立ちの中で目を覚ますとたるんだ腹を揺らしながら
パソコンの前に座り込み麻耶のブログをチェックした
「良かった、自分の求婚コメントは削除されていない、、」
次に男はコメントの中である名前を探し息を止めて凝視した
男の掲示板上での振る舞いが麻耶に迷惑だなどと文句を言ってきた中年のファンだ。
「生意気な、俺が麻耶に結婚を申し込み、間もなく良い返事がもらえそうな
気配を感じとり嫉妬しているに違いない。」「絶対に止めるものか、、」
薄暗い部屋の中で、男は濁った目を枕元の営業用笑顔の麻耶の写真に向けた
歪んだ意識の破片がいつか自分に突き刺さるという不安はこの男にとってすでに過去のものになっていた
「以前に掲示板で麻耶アンチの書き込みすべてに、脅し文句を使いレスを続けたファンに対して
麻耶は感謝したのだからその百倍もレスしている自分は必要とされているはずだ!」
恍惚の表情を浮かべる男はすでに正気を失っていた
「ハァハァ」男から漏れ出る臭い息が長い時間をかけ部屋中に充満したとき
写真の上に男の精液が飛び散り、気の強さを隠せない麻耶の笑顔はそれを
待ち受けていたかのように見えた
翌朝、58歳の誕生日を迎えた男は荷造りを終え東京行きのチケットが鞄の中に収まって
いるのを確認し携帯を買えない事を不満に思いながら最後にもう一度掲示板に書き込んだ
いつものコピペを