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アドラー心理学総合 - 暇つぶし2ch719:没個性化されたレス↓
14/05/06 02:40:21.40
クリシュナムルティは1895年5月12日、南インドのマドラス(現在のチェンナイ)近郊に位置するマダナパルという小さな町でバラモンの家系に生まれた。
第8子であったため、慣習に従い8番目の神、クリシュナ神からその名をもらい、「クリシュナムルティ」と名づけられた。
14歳の頃、神智学協会の幹部チャールズ・W・レッドビーターに見出され、後に同協会に引き取られることとなる。
その後、ヨーロッパの神智学協会に連れて行かれたクリシュナムルティは手厚い保護の下で英才教育を受けることになった。
神智学協会と決別
1911年、神智学協会の会長であったアニー・ベサントは、クリシュナムルティを長とする教団を設立したが、崇拝者に囲まれたクリシュナムルティはその状態を喜んでいなかった。
彼の真意は宗教的教義のようなものとは縁がなく、「真理は権威者を必要とするものではなく、まして集団に属するものではありえない」というものであった。
初めのうちこそ教団の長をしていたクリシュナムルティだったが、徐々に協会構成員の幻惑・錯覚や、教団追従者の盲信に幻滅し始め、これを正すべく、いかなる宗教的教義や権威も信じていないとはっきり宣言するに至る。
そしてついに1929年8月2日、3,000人あまりの団員がいた自らの教団を解散した。
この解散にあたりクリシュナムルティは「宗教組織や組織的な活動によって真理に到達することは不可能である。
自分は追随者は望まない。永遠を見つめ、真に生き、何の束縛も受けない自由な人間がいてくれれば充分である」という旨の宣言を行っている。
この折の、「真理はそこへ至る道のない土地である(Truth is pathless land)」というフレーズはあまりにも有名である。
教団解散後
教団と決別したクリシュナムルティは一自由人としてインドやイギリス、アメリカ、スイスを拠点として世界各地を回り、公開講話、各界著名人との討論会などを行う。
講演は大きな反響を呼び、彼は以前にも増す名声を轟かせる。もともと宗教的指導者であった人物が宗教の組織を真っ向から否定し、宗教から、そして神からも自由であれと言うのはインパクトが大きかった。
教団の解散以後、56年間に渡って彼は説き続けた。

URLリンク(www.geocities.jp)


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