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甘えた子供は周囲に遠慮なく自我をぶちまけてくる。
周囲はそれに対し、まあ子供だから、と煩わしく思いながらも
譲歩した対応をとる事が多い。
しかし当の子供はそれを自分の強さと勘違いし、甘え、
周囲の情けと憐れみを、周囲が自分に伏したものと勘違いする。
自分を省みるだけの人格すら備えぬままに成長してしまい、
社会への不安を、自我をぶちまける事で慰める。それを繰り返すだけの存在となる。
周囲はそんな者を痛々しいと感じながらも、真面目に諭してやるのも面倒と思い、
「まあ程度が低い者はああいう事でしか自信をもてないんだし、可哀相だから放っとこう。」
という言い訳のもとに放置する。
甘えた子は今度は老い、自分の人生を振り返って恥ずかしくなり、
周囲が訊ねもしないのに
ウソで派手に飾った自慢話を語りたがる習性を備えるようになる。
声を上げさせれば、第三者を隠れ蓑にしての自己弁護を展開する。
一人では自信も持てず攻撃にされされても弱いので、
生涯、群れでいる事を好む。
群れの中で見下されないよう、より過激な迷惑でアピールする。
そして、自慰的な迷惑行為を一生繰り返し、周囲に甘え続け、
超越的に言い訳スキルを鍛え上げて死んでいく。
それが、チンピラの一生。
ならば、周りの人はその欲丸出しの動物に憐れみを与えて
人格ある行動ができるようになるまで待つより、
その卑しい程度を笑ってやり、躾けてやる方がよいかと。