YESの「海洋地形学の物語」「リレイヤー」のみを語るスレ Part2at PROGRE
YESの「海洋地形学の物語」「リレイヤー」のみを語るスレ Part2 - 暇つぶし2ch44:名無しがここにいてほしい
14/08/27 19:06:21.98 dhUn01/1
URLリンク(amass.jp)

リレイヤーがリミックスされるけど、どんな仕上がりになるんだろうか?
ライノ版は個人的には音の分離は良いけど、凝縮感やエネルギー感が物足りなかったから期待してる。

海洋はライノ版で飛躍的に良くなったと思ってるからライノで満足してるけど
あれ以上の海洋が聴きけるんなら海洋もリミックスしてほしいな。

45:名無しがここにいてほしい
14/08/28 05:06:38.01 loFzBIOi
ジャズをやろうとしてもジャズになれなかったモラーツ

46:名無しがここにいてほしい
14/08/28 19:46:06.06 X4gpDRHZ
去年、学生時代以来の25年ぶりくらいにストラヴィンスキーの「春の祭典」(ブーレーズ指揮・クリーヴランド管弦楽団、1969年)
をちゃんと聴いたんだけど、聴いてみて連想したのがリレイヤー、特に錯乱の扉だった。(よく言われてることだけど・・・)
相当いろいろな点で影響受けてたんだなと、あらためて思った。
それ以来、春祭を聴くたびにイエスがどの部分から影響を受けたかと考えながら聴くようになってしまったw

リレイヤーのライナーノーツにもパトリックが春祭に大きな影響を受けたと書いてあったし、
クリスも無人島に持っていくなら春祭だと言ってたし、ライヴで火の鳥を使うくらいだからメンバー全員が影響されてたんでしょうね。
あとリレイヤーでの師匠のギター奏法もそれっぽい箇所が多々あるなあと思いながら聴いてる。

>>45
モラーツは「イエスはロックンロールのストラヴィンスキーだ」なんて言ってるから、そっちを目指してたのかも。

47:名無しがここにいてほしい
14/08/30 14:14:20.35 lFhxyLJk
「海洋」はコンセプトといい、アートワークといい、本当に大好きなんですが、
アラン・ホワイトの平凡なドラムだけが好きになれません。

この作品でのアランのドラムの実はここが凄いとか、
素晴らしいポイントとか、そういうのってありますか?

48:名無しがここにいてほしい
14/08/30 19:06:42.48 7Mspmlbr
exactly
このアルバムの曲の冗長さを助長してるのは、アランのドラムだと思ってる
加入して間もないから迷いながらの演奏だったと思うけど
別のドラマーだったら違ってたかも
どうして畑違いのアランがビルの後任だったのか、今でも理解できない

49:名無しがここにいてほしい
14/08/30 21:36:29.93 WnVFhUko
アランは自分のプレイで光るプレーヤーではなくて他のプレーヤーを光らせる人だから、
リックやハウのソロパートのバックでアランが叩いているプレイとかは良い仕事をしてると思うよ。
特に神の啓示の終盤のリックのソロパートでのグルーヴ感なんかはビルには出せないアランらしいプレイだと思う。

個人的にアランのプレイで良いと思う所はビートが外向きで明るい所かな。
危機までの内向きで神経質な作風が、アランに代わって明るくなったというか。
それは海洋では違和感に感じる所だろうけど、リレイヤーや究極ではイエスのサウンドカラーにさえなったと思ってる。

50:名無しがここにいてほしい
14/08/30 22:07:20.61 WnVFhUko
Rick Wakeman - Anne of Cleves(クレーヴのアン)
URLリンク(www.youtube.com)

連投スマソ、海洋期のアランのベストプレイはこんな感じのプレイだからなあ。
イエスに加入して最初のアルバムが海洋だった割には頑張ってるという点が素晴らしい点かなw
ちなみに個人的にはヘンリー八世の中ではこの曲が一番好き、凄いドライヴ感とグルーヴ感だと思う。

51:名無しがここにいてほしい
14/08/30 22:13:56.06 4LYmYRl9
俺はキャサリンパー派かな

52:名無しがここにいてほしい
14/08/31 11:11:38.70 R1Rsv15p
初めて海洋を聴いたときの衝撃は忘れない
神秘的な念仏のイントロが盛り上がってきて、リックのシンセが宙を舞って、オープニングのフレーズが重厚にスタートする
師匠がギターで複雑なフレーズを奏で、リックのシンセがそれに呼応する
「おおっ、危機の続きの超大作がいよいよ始まるよ!!!」とアドレナリンが出まくる

ただそんな興奮も束の間の錯覚だった
アランが「ドンドコドンドコ、ドコドコドン」と、お祭りの太鼓か中学校の鼓笛隊みたいなダサいドラムを叩き続ける・・・
なにやってんだ、このビルの後任のドラマーは???、と一気に現実に引き戻される

最初に聴いた時はイントロ詐欺みたいなアルバムだと思った、長年聴いてて慣れたけど

53:名無しがここにいてほしい
14/08/31 11:44:06.94 ze/65avF
47です。
どんな本にもアランのプレイ(このアルバムの)は平凡というのが定評になってますし、
実際に聴いていて畑違いというか普通だと思うし、皆さんの意見を聞いてもやっぱり同じですし、
どうしてアラン・ホワイトだったのかってずっと思ってたんです。
ビルに匹敵するようなプレイヤーでYESに加入出来る人材がいなかっただけなのかも知れませんが・・・。

49さんの言うように「リレイヤーや究極ではイエスのサウンドカラー」というのは納得ですね。
良くも悪くも、「海洋」を境にサウンドの方向性が変わったという感じですね。

しかし、ライブではビル脱退後、レパートリーを短時間で覚えてしっかりやり遂げたのは凄いですね。

54:名無しがここにいてほしい
14/08/31 14:38:49.78 k1iCtkUp
危機や海洋の頃から大物アーティストは大観衆のスタジアムや屋外でライヴをするようになっていくから
アランのように音量のデカいドラマーが必要だったとアランの友人のエディーが言ってたな

55:名無しがここにいてほしい
14/08/31 18:17:45.00 91CaPTku
手元に70年代の(プログレ系)音楽評論家、黒田史郎が書いたYESの伝記や
北村昌士のクリムゾンの伝記があってそのあたりから要約すると

○アランは72年1月にイアン・ウォレスに代ってクリムゾン入りも噂された
売れっ子セッション&ツアードラマー(当時)
○ビルは兼がね『ロバート・フリップと一緒に仕事したい』とジョンに語っていた
○3月27日ビルのYESでの最終公演で、サポートはクリムゾン。
コンサート後、ビルとロバート・フリップが初めて話を交わす
○6月、『究極』レコーディング開始。前後して、マネージャのブライアン・レーンとジョンは
ビルとアランの2ドラマー状態を経て正式ドラマーの交代を画策する
○ビルも予めその計画に賛成していたが、レコーディングルームで腐った卵状態になる
○7月22日『ビルYES脱退、クリムゾン加入』(メロディーメーカー)。
『ただし、ビル、ジョンウェットン共に10月1日まで正式メンバーではなく、
ビルは2回のYESのUSツアーに同行』。だが、実際にはビル同行せず
○7月26日からのUSツアーの一部がキャンセルされ初日はアランをドラマーに7月30日から。
アランのジョー・コッカーとのツアー最終日は7月21日。実質1週間程度
(実質3日? -wiki)ではYESの全レパートリーを覚えることが難しいであろうことからも、
先のドラマー画策が裏付けされる
○アラン後日談『YESと僕はいろんなところで馬鹿話をした。そして、いつもいい気持ち
だった。それは単にビル・ブルフォードを追い払おうとする誰かの問題に過ぎなかった』
○(wiki)『海洋』のコンセプトをジョンが思いついたのは73年3月、ビルの結婚式
に出席した際に、当時クリムゾンにいたジェイミー・ミューアからヒンドゥの話を聞いて。
つまり、結婚式に呼ばれてるジョンとビルは決定的な仲違いはしていない
○同様にビルはその後スティーブ、クリス、リックのソロには参加している。すなわち
メンバー間で大きな感情的な問題はなかった(?)


つまりは、世間ではレコーディング中ジョンとビルが言い争ったことだけが取り上げらているけど、
実際にはバンドをより「現代的」に持っていきたかったブライアン・レーンが
気難しく、プレイが前時代的に聞こえるジャズドラマーを切りたかったのでは、と
(音楽的な根拠もいくつかあるんだけど、長文うざい、となるのでどこかのタイミングで)

56:名無しがここにいてほしい
14/08/31 19:25:20.17 k1iCtkUp
>>55
黒田史郎のイエス本か、懐かしいな、人にあげてしまって今は手元にないけど、やたら日付や引用が詳しい本だった
黒田氏のイエス評も個性的な観点に溢れてたなあ、イエスの代表作は「時間と言葉」と「危機」と(確か)「トーマト」と言ってたような
サードは「時間と言葉」に比べてクリスのベースに覇気がなく、曲調も平板で「時間と言葉」より劣るアルバムだとか、トーマトでの新しい試みを褒めてたりとか

で、その黒田本で一番印象に残ってるのがビルからアランへのドラマー交代に対する記述
「ビルはもうこれ以上イエスに貢献できるようなドラマーではなくなってしまったので、もっと優れたアランが加入することになった
スティーヴやリックがイエスに新しい要素を持ち込んでイエスが常に進化してきたように」と断言していた箇所(本は手元にないので大意)

これを読んだ中学生3年の時はバカなこと言ってるなと一笑に付したものだけど、今から思えば当たってるとこもあるなとは思う
ビルがいたから危機のような極限的な傑作が生まれたんだろうけど、ビルのスタイルでは危機以上の物は作れないし、危機風の音楽を再生産し続けても先細りは目に見えてる
だから多少の代償を払ってもアランのような、全然違うスタイルのドラマーが加入することは長い目で見るとイエスにとってはプラスだったんだな、と、、

57:56
14/08/31 19:43:49.25 k1iCtkUp
>>56で書いた
>だから多少の代償を払ってもアランのような、全然違うスタイルのドラマーが加入することは長い目で見るとイエスにとってはプラスだったんだな、と、、

の「多少の代償」って、海洋のことですw

58:名無しがここにいてほしい
14/08/31 21:47:22.14 jRJJzVT5
海洋はビルの緻密なドラムより
アランのスケールの大きなドラムで良かったと思うけどな
呪文の後のフィルインとか、ツタンツタンっよりもドダンドダンって
入ってきた方が大海原のような壮大なサウンドがより際立つ
どっちが良い悪いという訳ではなく、このアルバムはアランで正解ではないか

59:名無しがここにいてほしい
14/08/31 22:30:19.07 MwHn8XN0
Keys To Ascention以降の神の啓示や、シンフォニック・ライブの儀式とかのアランのドラムはそんなに悪くないんだよな。
海洋の戦犯はやっぱりリックが自分のソロアルバムのためにアイデアを出し惜しみして中身がスカスカになったからだろう。
ジョンA、師匠、クリス、アランと吉松さん編曲のオーケストラで海洋が聴きたい。

せめてマグニフィケーションの頃のイエスで。

60:名無しがここにいてほしい
14/09/01 23:43:17.15 EaueT3bS
ビルが海洋に参加してたら同志みたいなプレイになっただろうな

61:名無しがここにいてほしい
14/09/06 21:08:16.75 sdFkxUG+
リレイヤーというタイトルは、海洋の追憶の歌詞から採用されたのか?
長年なんとなく思ってきたことだけど確かめることは出来なかった
たぶん、そうなんだろうな

62:名無しがここにいてほしい
14/09/06 21:36:05.98 VLcE2Of3
>>61
Fragileはレコ会社が大きく投資した割に冴えないんで突き上げがあり、バンドが崩壊寸前、
Closeでもメンツのエゴで調整不能、もはや解散しかないという状態だったから。
RelayerはもちろんRickが脱退しての交代劇をさしたらしい、もっともBillの時は
大問題にならなかったけど。いずれもバンドの内部事情を反映したタイトルだったそうだ。

63:名無しがここにいてほしい
14/09/06 21:53:52.53 cgrZtvZq
「Yessongs」の「危機」
ABWHのライブ盤の「危機」
「Keys to~」の「危機」

一番好きなのはABWHの危機です。
クリスがいないのが痛いですが、
やはりビルのドラムがこの曲に一番合うと思います。

64:名無しがここにいてほしい
14/09/06 22:23:56.01 sdFkxUG+
>>62
そうだったのか・・・、ということは追憶でジョンがリレヤ~♪と歌ってたのはリック脱退フラグだったんだなw

>>63
私もABWHでの危機が出来がいいと思いますね。ビルのドラムはもちろんのこと、師匠のギターが冴えわたってて良かった。
次点は「LIVE 1975 AT Q.P.R」の危機。リレイヤー期の危機はアランのドラムもハマってるし、ライヴでのパワーも凄かったし。


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch