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伯父「いいかげんけんちゃんなんとかせんともう34歳じゃろ」
母「でもあの子はやれば出来る子なのよ。」
伯父「そう言い続けて何年経っとるんじゃ。お前が甘やかせ過ぎじゃ」
母「そんなことないわよ、私はあの子の為を思ってやってきただけ」
伯父「あの子の為?おまえがそうやって全部やってしまうから
けんちゃんが自分で何も決断も行動もできん人間になったんじゃろ!」
母「兄さんに何がわかるの! 幼稚園に毎日送り迎えして、小学校では
習字とそろばんと少年野球やらせて、中学では進学塾にも行かせたわよ!」
伯父「それが一つも実っとらんじゃないか。 ええか? おまえは過保護なだけじゃ。
可愛い子は千尋の谷から突き落とさんといけん。 それが教育じゃ」
母「そんな手荒なことしたらけんちゃんがかわいそうでしょう!
だいたいけんちゃんは神童なの。 小学校の自由研究で金賞だし
図工コンクールでも1等だったし、学級委員にも祀り上げられたのよ?」
伯父「自由研究の評論『小学生とは思えない考察と研究ですね』
図工の先生のコメント『小学生が作ったとは思えない出来栄えですね』
完全にお前が全部やっとるやないか! お前が評価されてどうすんじゃ!」
母「違うわよ!けんちゃんの評価よ!けんちゃんは神童なの。やればできるの
ただちょっと他の子よりもスロースターターなだけなの」
伯父「スローって一体人生何周遅れになっとるんじゃ。
同級生は就職して結婚して子供がいて、家建てたり昇進しとるんやぞ。 」
母「いいんです。他は他。うちはうちですから。 兄さんもよけないこと言わないで」
伯父「そうはいかん。一族からニートひきこもりを排出するなんぞ言語道断なんじゃ。
すぐにでも就職させい!お前が甘やかした責任取れい!」
母「なんで私が責任取るんですか! 私の教育は間違ってません。就職はけんちゃんの問題でしょう?
けんちゃんが就職すればいいんでしょう?」
伯父「そうじゃ!おいけんちゃん!お前さっさと就職せんか!
今週中に就職せんかったら原発行かせるからな」
母「けんちゃん、叔父さんああ言ってるけど、大丈夫よ。
けんちゃんは神童だし、ね? 就職なんて余裕よね?今週中に就職できるわよね?」