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ホンダ「カブ」国内生産終了へ 熊本製作所、400人配転
ホンダは21日、国内では熊本製作所(熊本県大津町)だけになっている小型バイクの生産を、3年以内にすべて、中国・天津の二輪車工場に移し、小型バイクの国内生産から撤退することを明らかにした。
市場の縮小に円高が加わり、国内生産を維持できないと判断した。これに伴い、同社の原点で世界最多生産を誇る「スーパーカブ」も国内での生産を終える。
熊本製作所は中大型バイクの生産に特化させる方針。汎用(はんよう)エンジンは中国の別の工場へ、軽四輪用エンジン部品は鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)へそれぞれ移管する。
熊本製作所の社員約3200人のうち約400人を2013年度までに国内の別の工場に配置転換する。
同製作所は同社の国内唯一の二輪車生産工場で、10年の生産台数は約19万台。輸出用の中大型バイクが中心で、小型バイクは、国内向けのスーパーカブと原付きスクーター合わせて約5万台だった。
スーパーカブの7モデルのうち、排気量110CCの最量販モデルはすでに中国への生産移管が完了。50CCと110CCの計6モデルも順次、移管する。日本郵政向けの特殊な配送用バイクの生産だけは同製作所で続ける。
小型バイクの生産終了で、現状で5割程度の工場稼働率がさらに低下する恐れもあるが、同社広報は「中大型のラインアップを増やしていく。中大型は生産工程が多く人手が必要で、これ以上、熊本製作所の人員を減らすことは考えていない」としている。
スーパーカブは創業者の故本田宗一郎氏が開発し1958年に発売。燃費の良さと耐久性が高く評価され、東南アジアなど10カ国以上で生産されている。08年には累計生産台数が6千万台を突破。
現在、世界で年間約1500万台生産する同社のバイクのほぼ半分がカブシリーズという。日本では、中国から輸入し販売を続ける。
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