12/03/31 14:02:15.11 iiUOWTBf0
私の父は四人兄弟の末っ子で、当時、祖母は孫の中で一番小さかった私をとても可愛がってくれました(後に弟が生まれましたが)。
祖母とは一緒に住んでいなかったので、遊びに行くととても喜んでくれました。しかし、私が大きくなるにつれて祖母は糖尿病を患い寝たきり生活になっていきました。
祖母の看病は叔父夫妻がしていたので、あまりお見舞いにも行かなくなりました。たまに会いに行くと、朦朧とした意識の中で私の名前を呼んで涙を流していました。
弱っていく祖母を見るのが辛くて、余計会う回数が減っていきました。
そして私が高校三年生の秋、祖母は静かに亡くなりました。
年が明けてお正月、喪中なのに一枚の年賀状が届きました。なんと、亡くなった祖母からでした。
実は、私が小さい頃に祖母に連れられて科学博覧会に行ったそうで、その時に「未来の相手に出す年賀状」というのがあったそうです。2001年のお正月に指定した相手に届けられるというものです。
当時一番可愛がっていた孫宛てに粋なことをしてくれたのでした。
年賀状には
「○○ちゃん、元気ですか。もう18歳になっているんだね。大きくなったね。弟や妹は生まれましたか?
おばあちゃんはもういないと思うけど、あなたの人生だから勉強にスポーツに、好きなことを精一杯やってください」
とありました。私は祖母の溢れる愛情に包まれていたんだと、とても泣けました。
もっと会いに行けばよかった、と後悔しました。
人はいつどうなるかわかりません。日々悔いのないように生きていきたいです。
925:非通知さん
12/03/31 14:04:48.41 CK/+EKfX0
コピペに泣いた