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KDDI(au)が家庭向けのブロードバンド通信回線とau携帯電話をセットにして料金を大幅に割り引く新サービスを春商戦に投入することが11日、分かった。
(中略)
KDDIは世帯ごとの携帯電話の契約数に応じて、ブロードバンド通信サービスの基本料金などを割り引く新サービス「auバリュー(仮称)」を近く投入する。
1月16日に東京都内で開くイベントでスマートフォンの新機種などとともに、春商戦の目玉サービスの1つとして発表する。
auバリューはau携帯電話の契約数1件につき、自宅のブロードバンド通信の毎月の基本料金を実質的に割り引くサービス。
対象となるのはKDDI本体が提供する光ファイバー通信回線サービス「auひかり」や、同社が傘下に持つCATV会社のインターネット接続サービスなどで、総契約件数は500万件超。
こうしたブロードバンド通信サービスと一緒にau携帯電話のパケット定額サービスに加入すれば、ブロードバンド通信サービスの月額料金を割り引く仕組みだ。
割引額は携帯1加入当たり月額1000円程度で調整しているもよう。家族でau携帯電話の加入が増えればその分、ブロードバンド通信サービスが安くなる。
携帯・固定の双方に対応したポータル(玄関)サイトの機能も強化し、携帯電話で購入したコンテンツなどを固定通信回線経由でも利用できるようにするという。
KDDIは従来も自宅の固定電話からau携帯電話への通話を無料にする「auまとめトーク」などを手がけていたが、月額基本料金を大幅に割り引くサービスは今回が初めて。
携帯電話と固定通信の顧客基盤を相互に活用し、「家族を丸ごと」auのサービスで囲い込む戦略だ。
これに伴い、これまで携帯電話のブランドという印象が強かったauのロゴイメージやCMキャラクターを刷新し、auを固定と携帯の全てのサービスを包含した統合ブランドに衣替えする。
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
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