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この時期一番つらいのは、たぬちゃんの行き倒れ。わが家の林でも二,三年
に一度ぐらいである。朝から、カラス、トンビがおおさわぎ。赤い血の
滴る内臓を咥えて大騒ぎ。いつもは仲の悪いカラスもトンビもこのとき
は夢中。もっと、凄惨なのはまだ生きていてよたよたと歩いている
たぬちゃんを近くの木の枝にじっと止まっている死神の鳥ども。
待っているのだ。ま、こうして自然界の清掃が行われている訳だ。
そうしてみると、チベットの鳥葬は理に叶うものだ。死んでしまえば
はいそれまでよ。あとは単なる有機物無機物のかたまり。魂は死なない
死後の世界あり天国極楽地獄輪廻転生みなたわごと。生まれるとは
死ぬこと。生きているものは死ななければならないというなんたる不幸。