12/06/08 07:43:28.03 0
カントの「物自体」と仏教の「諸法無我」は同じことをいっているのではないでしょうか。
わたしは脱ヨーロッパ中心歴史観を目指しており、カントの哲学を仏教が先取りしていたのなら、
大成果なのですが。
カントの「純粋理性批判」を読みましたが、
カントははっきりと、物自体は認識できない物質そのものだといっています。
それに対して、仏教は少し旗色が悪いです。いわゆる色即是空といっています。
色が認識を示し、カントと同じであるなら、空は物自体を指すはずなのですが、
空というともっと虚ろな印象を受けます。まるで唯心論のようです。
詳しい人の検証をお願いします。