12/05/06 22:30:33.80 0
いずれにせよ言葉の仕組みのルールから距離を置いて眺めなければ自分自身の
新しい地平線は見えてこない。
一見完全に見える文言を構成している一つ一つの単語「これはこれである」
の全てが実は非常に曖昧なものでしかないということに言葉自身が気づいた
だけで一歩前進だ。本当に僅かな前進ではあるけれども。
論理は自分自身を否定することを学ぶに至ってはじめて哲学への入門を許される。
人はそこで自分自身に再び立ち返る。
住み慣れた土地を離れた際に起こる不安を克服すれば新しい方法で生きることを学ぶ。
人間の性能は元々そういうふうに出来ている。