吉本隆明 1924-2012at PHILO
吉本隆明 1924-2012 - 暇つぶし2ch1:日時計
12/03/23 23:38:13.22 0
1924.10.25 東京市京橋区月島に生まれる。
1950年代ー詩人として出発。『固有時との対話』(1952)『転位のための十篇』(1953)。花田清輝と
の論争。〈マルクス主義→日本ファシズムへの転向→マルクス主義への転向〉の可能の謎を思想。
1960年代ー安保闘争でブントに加担。『言語にとって美とはなにか』(1965)『共同幻想論』(1968)
〈自己表出‐指示表出〉〈個体幻想‐対幻想‐共同幻想〉〈大衆の原像〉のターム。
1970年代ー大学紛争、三島事件への発言。『心的現象論序説』(1971)ターム〈原生的疎外‐純粋疎
外〉。『最後の親鸞』(1976)で世界思想としての親鸞を提起 。フーコーとの対論(1978)。意志
論の意味を提起。
1980年代ー埴谷雄高と論争。大衆の物質的豊かさをどう見るか。高度資本主義論。
1990年代ーボードリャールと対論。高度資本主義への視点。オウム事件への発言で物議を醸す。
《この境地でなければこれだけの「造悪」はできないはずだという評価になると思ってるわけです。
麻原のやった「造悪」と、この人のもってるヨーガの到達した境地と、パラレルだといいますか同じ
だと思います。》(『宗教の最後のすがた』1996)オウム事件を機に離れる愛読者(竹田青嗣など)
も現れる。『近代日本の批評』などで柄谷行人、浅田彰など、新しい世代に批判をされることが多く
なる。《用語が我流で、しかもそれが論理的につながっていない。最悪の意味で「詩的」に理解され
ていたとしか思えない。》(浅田彰)
2000年代ー『ひきこもれ』(2006)。『心的現象論』(2007).『50度の講演』(2008)。『現代思想 臨
時増刊号 吉本隆明』で自己の思索を振り返るロング・インタビューを行う(2008)。2011年3月
の原発事故に伴う反原発運動にたいし、同調せず、反原発派からの非難を浴びる。『完本 情況への
発言』(2011.11月)
2012.3.16 肺炎のため逝去。


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