11/09/09 20:41:01.61 7MIZD8m2
>239
電源が共通なら、電源線のGNDを通るだろうが。
別電源なら信号GNDを接続するし。
グランドループは、電源GNDと信号GND線が大きな輪を作ってしまい、
それがループアンテナを形成してしまうことを問題としている。
また、このグランドループによるノイズはシャーシへの多点接地で解消できるものではない。
つかヘタに多点接地すると複雑なループを形成してしまう。
これは筐体内部の基板間だけでなく、機器間についても同じ事が言え、
複数のオーディオ機器を接続する場合はちゃんと考えながら配線する必要がある。
CDプレーヤーやチューナーのように単一出力のみの機器ばかりなら気にしなくていいが、
アンプとカセットデッキ等を接続する場合は容易にループが発生する。
そもそもRFでの多点接地では、GNDプレーンに対する各部のインピーダンスのほかに
波長が短いことに起因する部位ごとの位相差が関係する。
なので多点接地で波長の影響をツブすことでノイズ対策効果が得られる。
が、オーディオ帯域の低周波では波長に対し筐体サイズは充分に小さい。
このことは、低周波は波長のn分の一とか考えずとも
それこそ1点接地で充分な効果があると言ってるようなものだ。
つかね、>236の記事はEMCのためってところと扱ってる回路がデジタルってところに注目しろよ。
デジタルならハムノイズを受けたところで影響ないだろ。
つまり、気にする必要の無いノイズは放っておけって状態で、
これはオーディオ帯域における高周波ノイズと同じ。