09/09/17 00:28:30 nQIBXMNV
米松合板が音やコストを考えたら一番無難。
接着はホワイトボンドではなく米国製のタイトボンドがお勧め。
タイトボンドは米国で一般的に使用されている木工用接着剤だが
ホワイトボンドと全く性質が違い硬化後物凄く硬くなり楽器製作にも使用されている。
(ホワイトボンドは楽器製作では自殺行為と同義語)
ハンズなどで普通に入手できるしそれほど高くない。
重要なのは材の切断精度なので切断サービスを行っているホームセンターなどで
専用工具を使い切って貰うほうが確実。
(私はハンズに図面を渡して切ってもらいついでに自宅まで配送を頼んでいる)
単板が音が良いという人もいるがあまりお勧めできない。
まず単板はばらつきが大きいので左右で音が違うなどが普通に発生するし
ゆがみも出易い。また大抵の材は癖が大きすぎる。
物理特性から見たバランスの良い材は
余計な振動を少なくするほうだと楓(メイプル)類
バランスよく響かせるならローズウッド
少しローコストに仕上げるならマホガニー
と結局楽器に使用されている材が良い。
楽器では経験上から使われてきたが
物理特性を調べてみたら実に理にかなった選択がされていた。
(ちなみに上記の材はエンクロジャーに使えるような大きくて厚い材など通常売っていないし
もし有っても価格がとんでもない値段になるので結局単板は現実性にかける)