07/09/29 15:39:15 /+tTkwFR
160及び161ですが、ついでにこのスレの頭の方の話も詳しく述べておきます。
The HQD Systemはキチンと日本で販売されました。
私の叔父がその第1号の購入者。(RFの人が言ってたので間違いありません。)
そのお陰で、ディーラー向けの新製品発表会に招待され、私も一緒に行きました。
RFの中西社長が、私達をMark Levinson2紹介してくれ、ディーラー相手で嫌になっていた
Mark Levinsonが、妙に私を気に入ってくれて、1時間ぐらいかけて、新製品を一つ一つ丁寧に説明してくれました。
多分、会場に私の様な若者(大学生でした)が他に居なかったのと、私が好きな音楽家として、
インドのサロッド奏者、Ali Akbar Kahnの名前を挙げたのが決め手だったと思います。(彼もAkbar Kahnの大ファンでした。)
その時、偶々私がその頃発売されたばかりのOrtofonのMC-30を持っていて(その日に購入したのです。)
Mark Levinsonが「それを見せろ。」と言うので、見せると、ジーっと製品を手に取って見た後、
薄ら笑いを浮かべながら「このカートリッジの値段は、そのケース(MC-30のケースはアタッシュ・ケースになっていた)の
値段が大半を占めているのだろう。」と言われてしまいました。
その後、彼は私の方を向きかえり「ピックアップなら『光悦』が最高だ!」と言いました。
当時RFがユーザー向けに発行していた「RF NEWS」の第2号(1979年4月発行・・ML-6とML-3が表紙)の
裏面には、私と彼とが歓談している写真が掲載されています。