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【ニューデリー=岩田智雄】インドのモディ首相は1日、東京都内で行った講演で、領土問題でインドと対立する中国の軍事的台頭を念頭に領土拡張主義を強く非難した。
モディ氏は、日本との安全保障面での関係強化を訴える一方、カシミール地方などでインド支配地域に人民解放軍を侵入させ、東シナ海などで挑発行為を繰り返す中国を牽制した形だ。
モディ氏は講演で「世界は2つの流れに分かれている。1つは拡張主義、もう1つは開発だ」としたうえで「仏陀の教えを守り、開発を信じる者は、平和と発展の保証を得る」と強調した。
また、世界各地で「18世紀にあったような拡張主義がみられる。ある地域では、ある国が他国を侵略している。海を侵害し別の国を占領しているところもある。
こうした拡張主義は人類に発展をもたらさない」と述べた。
モディ氏は首相就任前の今年2月、インドが実効支配し、中国も領有権を主張する北東部アルナチャルプラデシュ州での選挙演説で中国に拡張主義の放棄を求めたことがある。
日本での講演は名指しこそしなかったものの、中国に向けた警告を含んでいることは明らかで、しかも、5月の首相就任後、もっとも厳しい非難となった。
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