14/08/05 23:26:54.52 0pPd87TE
●2.7月28日のりこえTV報告
「永住外国人と生活保護法 村田悠輔×雨宮処凛×安田浩一」
日本で生まれ、日本で育ったいわゆる「永住外国人」は、生活保護法の対象となるのか。
大分市の中国籍の女性が起こした訴えに対し、最高裁は18日、
「外国人は生活保護法の対象ではなく受給権もない」とする判断を示しました。
判決の影響については、現状を追認して外国籍者を法の対象外としたものの、
行政措置としての保護には言及していないので実際面での直接の影響はないだろうとのことです。
そして外国人保護に対するバッシングについて、雨宮さんは死ねというに等しいことだと批判します。
知り合いの難民申請中の外国人の場合、申請中は生活が苦しくとも働けば不法就労になってしまう、
しかしまだ難民認定されていないので生保も受けられない、人道的にどうなのかと疑問を呈します。
安田さんは、生保受給が特権に見え、そこに外国人が絡んで「在日特権」になっていると語ります。
2012年のデータによると生保受給は160万世帯、215万人、
そのうち外国人は4万6000世帯、7万5000人で3%にも満たないそうです。
しかし、在特会やネトウヨはいいかげんなデータによって受給者と制度を攻撃し、
またそれを信じる人がいて「事実」として定着し流通する怖さを指摘します。
ところで、生保窓口は外国人より日本人に厳しいという意識がなぜ生まれるのでしょう。
安田さんは、外国人特権があるという偏見差別があり、またそうしたものが生まれる土壌がある。
たとえば人口比では在日の受給率が高いのは事実でも、在日だから簡単に受給できるのではなく、
在日の経済的立ち位置を示しているということに過ぎない。
在日受給者の圧倒的多数は年金資格がない単身高齢者なので生保に頼らざるを得なくなっている。
これは私たちの社会の問題であると指摘します。
URLリンク(www.labornetjp.org)