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【ソウル大貫智子】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と、訪韓した中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は4日の昼食会で、
従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めた河野談話の作成過程検証の報告書について
「談話を継承するといいながら実際には毀損(きそん)しようとしている」との考えで一致し、慰安婦問題の共同研究などを推進することを改めて確認した。
日韓関係改善を望む米国の同盟国である韓国は当初、中韓首脳が日本に関連する問題を協議したとアピールするのを避けていたが、
4日付の韓国メディアは「共同声明でも記者会見でも『日本の歴史ねじ曲げ』言及なし」(東亜日報)などと一斉に報道。
北朝鮮問題でも韓国が望む成果が得られなかったとの指摘が出ており、政権批判が高まることを恐れて積極的に公開する姿勢に転じた模様だ。
韓国側の説明によると、両首脳は、日本の集団的自衛権行使を容認する閣議決定について「憂慮する」との認識で一致。
日朝対話に関しては、人道問題として拉致問題の早期解決に向けた努力は理解するが、
北朝鮮の核実験による制裁措置について誤った対応をしないか「憂慮している」との見解で一致した。
習主席が「来年は抗日戦争勝利と朝鮮半島の『光復』70周年」だとして共同式典開催を呼びかけたのに対し、
朴大統領は4日、「しっかり記念するため、韓国でも意味のある行事を準備しようと思う」と応じた。
習主席は朴大統領の言及を受けて「良いことだ」と述べ、中国が予定している関連行事について説明した。
記念行事開催に関する習主席の発言は、3日は中国メディアのみ報道し、韓国側は「確認できない」として公表を避けていた。
韓国外務省はこれまで、歴史問題で対日批判はしつつ中韓の共闘は行っていないとしていたが、4日の説明は完全に矛盾する。
韓国紙記者は今回の説明に「ばかなことをしている」と冷ややかな見方を示した。
毎日新聞 2014年07月04日21時12分 URLリンク(mainichi.jp)