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徐才厚・前中央軍事委員会副主席(AFP=時事)
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中国国営新華社通信によると、共産党中央は30日、習近平総書記(国家主席)
主宰で政治局会議を開き、軍制服組の最高幹部だった徐才厚・前中央軍事委員会
副主席(71)=上将、前政治局員=について「重大な規律違反」が認定された
として党籍剥奪処分を決定した。また軍事検察機関に送致し、収賄容疑などに
ついて刑事責任を追及する。軍事委副主席クラスの軍最高首脳が腐敗で
摘発されるのは初めて。
政治局会議は「軍内を決して腐敗分子の隠れ家としない」と強調。中央軍事委
主席も務める習氏は、軍指導部の汚職問題をさらに追及するとの見方が強い。
政治局会議では軍内の腐敗を取り締まる中央軍事委規律検査委員会が徐氏に
対する審査結果を報告。「部下らの昇進のため便宜を図り、本人または家族が
賄賂を受領するなどした」とし、「重大かつ悪質だ」と認定した。
徐氏をめぐっては、2012年2月に軍総後勤部副部長を解任され、今年3月末に
収賄や横領、職権乱用などの罪で軍事法院に起訴された谷俊山中将から3500万元
(約5億7000万円)以上の巨額の賄賂を受け取るなどした疑いが持たれている。
共産党筋によると、ぼうこうがんを患っている徐氏は今年3月15日に
入院先の軍301病院から連行されて拘束され、規律検査委が取り調べていた。(2014/06/30-21:55)北京時事
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