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ベトナム外務省のレ・ハイ・ビン報道官は15日の定例記者会見で、南シナ海の実効支配を強める中国を激しく非難するとともに、
必要なら国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所への提訴も検討すると表明した。一方で武力衝突を避け、平和的解決を目指すために、
法的拘束力のある「南シナ海行動規範」の早期策定が必要と強調した。
報道官は、中国の石油掘削や船舶の体当たり、放水などを「明確な違法行為だ」と指摘。行動規範については「各国が策定に努力
する中、中国が状況を複雑にしている」と国際社会に訴えた。ただ、武力行使の可能性に関しては「力の行使には反対する」と否定した。
ベトナムではデモは原則禁止だが、反中抗議行動が頻発するようになっている。これまで国民の反中行動の報道を控えてきた
国営メディアも大きく伝えるようになった。
こうした状況について報道官は「愛国心の表明は合法だ」と擁護。反中デモは、ベトナム政府が事実上「解禁」していることを認めた。
ソース(時事通信) URLリンク(www.jiji.com)
写真=15日、ハノイで記者会見するベトナム外務省のレ・ハイ・ビン報道官
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