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香港で今月中旬、中国本土の幼児が路上で排便し、両親が通行人ともみ合う事件が起きた
ことに対し、一部の香港人が２７日、便のおもちゃを持ってデモ活動を行い、本土からの
観光客との罵り合いに発展した。２９日、中国メディア・環球時報が報じた。
香港人約３０人は２７日、尖沙咀で本土観光客に対する不満を叫ぶとともに、ショッピング
センター内の床におもちゃを置き、幼児が排便する様子を真似た動作を８回行った。これを
見た本土観光客と罵り合いとなり、警察の介入によってようやく解散した。
また、ＳＮＳサイト上では「内地（中国本土）人の排便行為に宣戦する」として、５月４日に
商務・経済発展局長の自宅前でおもちゃの大便などを持参して「排便」するよう呼びかけられ、
４００人が参加表明している。ある香港ネットユーザーは「公共の場所での排便は違法行為
なのに、局長がかばうのは納得できない」と不満をこぼした。
一方、ネット上では香港でトイレに困ったときの対応法、繁華街のトイレの場所を記した
「香港トイレ攻略」という文章もお目見えしたという。
ネットユーザーらのこうした行動について、ある旅行業界関係者は
「香港のイメージが損なわれ、観光業に莫大な損失を与える恐れがある」
と危機感を示した。
ソース:新華経済
URLﾘﾝｸ(www.xinhua.jp)