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★英男衆院議員と記者団とのやりとり
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2015年6月30日23時25分
逃げも隠れもしないから下がりなさい。皆さんにお話ししておきますけれども、常にマスコミの皆さんはつまみ食いするんだよ。
都合のいいところだけ編集して、そして全く本人の意図と違うような報道の仕方が極めて多いんだよ。
まず最初に申し上げるけれど、私は一言も、政治家や党が財界に圧力をかけて、そしてマスコミを懲らしめろなんてことは一言も言ってない。
それがいまそういう報道されているでしょ。そんなことはない。
私が言わんとしたことは、政治家や政党がそういう言論の自由を抑圧するようなことを言ってはいけないということをはっきり言っているんだから、あの中で。
しかし、百田(尚樹)先生が講師だから、百田先生、こうしたマスコミの一部の、例えば朝日新聞の……、ここ、朝日新聞の人いるか?
従軍慰安婦の捏造(ねつぞう)記事。あれが世界をめぐって、日本の名誉や信頼がどれだけ傷つけられたかわからない。
あるいは、今の安保法制について、全く事実無根の戦争に導く、あるいは徴兵制、全く関係ないじゃないか。
日本が戦争に巻き込まれないための抑止力を高めようとしているのに、そう報道している一部マスコミがある。
こういうことを懲らしめなければいけないんじゃないか。マスコミのやりたい放題じゃないか。
そういうことで、何か良いお知恵はありませんかと百田先生にお尋ねをしたんだよ。勉強会の中で。これ何か問題がある?
そしてまた問題があるというところだけ、どこかのテレビが報道しかねないから、私はあえて言わないですけれどもね、そういうことですよ。真意は。
―大西議員の口から「広告料をなくした方がよい」「規制をする」という発言はないということか。
自由主義世界で、資本主義社会で、広告料をなくすなんてことができるの? だから広告を出す企業は、自らの信念と良識に基づいて選択をしなさいというのが私の気持ちですよ。
日本の国を過てるような、そういった誤った報道をするようなマスコミに対して、私は広告なんかはね、自粛すべきじゃないかなとは個人的には思いますよ。
だけど、政治家として、政治権力を使うとか、政党の力でそういうことをやるというのは、民主主義の根底を揺るがすことですよ。
言論の自由や表現の自由っていうのは民主主義の根幹ですよ。
―与党の衆院議員が発言することで、メディア規制につながるとの懸念はないですか。
それは今の安保法制に対する論議と同じ。全くそんな考えがない。ないんですよ。そんなことが今の日本国憲法の中でできるんですか?
マスコミ規制だとか表現の自由を規制するなんてことが。できるはずがないでしょ? ましてや日本国憲法を変えようと言ったら、国民の支持が得られるはずがないでしょ?
そんな道なんか我々は全く考えてない。自由民主党ですから。自由な言論、民主的な政治制度、それによって国民の幸せを追求していこうというのがわが自由民主党ですから
。そんなマスコミ規制をするとか、言論の弾圧をするなんてのは絶対にあり得ないことですよ。
―結果的に木原稔青年局長が更迭され、3人が厳重注意処分を受けたことをどう考えるか。
いま安全保障法制、日本の将来にとって大事な法律が審議されている。
この安保法制に全く関係のない、党内の私的な有志の集まりの勉強会での発言について、事実無根の発言、表明すらされている。野党がそれを党利党略に使っているってことは事実ですよ。
しかし、我々がここでそれを主張しても、野党の固い石頭には通じないでしょう。
私どもは自ら退くことは退いて、安倍晋三首相や多くの関係者が心血を注いで、この問題にあたっているんですよ。そういう方にご迷惑をかけないように、それぞれが責任を取ったということですよ。
>>2以下に続く