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▲キム・ドクジュン韓国政治文化院会長、元嘉泉大客員教授
日本が誇る文豪に夏目漱石という人物がいる。文学の天才と呼ばれる。(中略)夏目は日本天皇
奨学生として英国ロンドンに留学した。六カ月ほど大学講義を聞いてもう習うことはないとして帰
国してしまった。本ばかり車いっぱいに満たす程購入して貨物運送船の船便で送ったという。
「我輩は猫である」のような短編小説を筆者も読んでみたが彼の筆力は普通ではなかった。どうで
あれ彼の作品が早く欧米まで高い評価を受けたというから日本社会の‘アイコン’であり、この国
の紙幣にまで彼の顔が登場するまでになった。
日本の英雄はこの他にも並ぶ。(中略:信長、秀吉、家康とホトトギスの逸話)
最後の人物が最後の勝者になったという話だ。
日本だけでなく歴史が結構長い国には大小の英雄が存在しない国はない。日本の状態を調べる
ことは知彼知己の次元で必ず必要だ。こうした中、日本の場合、克明に対比される彼らの‘二つの
顔’に注目しなければならない。特に致命的なのが平和の向こう側で潜伏している狡猾さと残忍
性だ。中国の文豪、魯迅がこのような点を看破した。彼が日本に向けた燃える敵がい心で書いた
のが有名な‘阿Q正伝’だ。
日本人は伝統的に強者に会えばひざまずく。中国やロシア、また、朝鮮が日本に侮辱を受けたの
はただ精神力の欠乏のためだった。壬辰倭乱の時もそうで乙巳保護条約で国権を簒奪された時
も朝鮮人の精神は迷路に陥っていた。日本の近代史英雄集団は誰かれ無関係に征韓論を念頭
に置いたし、それを踏み台にして大陸を席巻し、いわゆる大和魂を広げようという詭弁を弄した。
安倍晋三総理のこの頃の歩みを見れば征韓論で騒いだその昔の雰囲気の延長線上に置かれて
いる。あえて超強大国、米国の領土、真珠湾を侵攻し核兵器の洗礼を受けて座り込んだ日本だ。
別の見方をすれば、不倶戴天の敵である米国の核の傘の下で東アジア覇権を伺っている。
そのため、慰安婦強制動員も韓国側に植民支配などを包括的に謝った‘河野談話’も否認しなけ
ればならない境遇に置かれている。今、眠れる獅子、中国が目覚めて吠えるとすぐに米国が驚い
て日本に求愛している。
現時点で日本との安保・経済協力が避けられない点に筆者も同意する。永遠の友邦も、また、敵
国もないという現実にも目をとじない。ただし日本の場合、その二つの顔を必ず留意しなければな
らない。
ソース:イートゥデイ(韓国語) [キム・ドク中の世の中読み取り]二つの顔の日本
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