【田原総一朗】現実を見ていない「中国・韓国叩き」[10/01]at NEWS4PLUS
【田原総一朗】現実を見ていない「中国・韓国叩き」[10/01] - 暇つぶし2ch2:ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止
14/10/01 23:03:27.52
>>1の続き)

  ・中国の対日姿勢の変化に慌てる韓国

 実権を掌握するまでは、習国家主席は対外的に、特に日本に向けて柔軟な姿勢を示すことはできなかった。もしそうすれば自分の弱みを
見せることになり、中国国内で強い批判を受けるからだ。

 しかし、権力を完全に把握してしまえば自信も深まり、そこで初めて日本に対して柔軟で現実的な姿勢を示すことができるようになる。

 日中の経済や技術協力は重要なテーマである。日本の対中投資はこのところ大きく落ち込んでいるし、中国側にしてみれば微粒子状物質
「PM2.5」で深刻な大気汚染問題を解決するため日本の環境技術も欲しい。中国は日本との関係改善を望んでいるのだ。

 そうした中国の姿勢の変化を韓国が敏感に察知している。今年3月、オランダで開かれたハーグ核安全保障サミットでは中韓首脳会談がもたれ、
中韓は歩調を合わせて日本を強く批判した。韓国は中国と組んで日本に対抗する姿勢を強めていた。

 ところが韓国は今、中国の対日姿勢の変化に慌てている。森喜朗元首相が9月19日、ソウルの青瓦台で朴大統領と会談したが、これも
韓国からのオファーだった。このままでは孤立する―。日中の関係改善への動きを見て、韓国は敏感に反応し、森さんと朴大統領の会談が
実現したのである。

  ・現実的な対応をとらないと日本は取り残される

 このときの会談の写真を見ると、朴大統領の初めて見せる笑みが森さんに向けられているのがわかる。

 森さんが朴大統領に安倍晋三首相から託された親書を渡すと、朴大統領は「安倍首相によろしくお伝えください」と語った。

 今、日中、日韓の関係が改善されようとしている。それぞれの両国間の関係を現実的なものにしよう、柔軟性のある対応をしようとしているのである。

 私が「1977年のことを思い出している」と最初に書いたのは、現実を見ずに韓国や中国を批判する人がいるのは今も変わらないと思うからだ。
そうした姿勢を改めて現実的な対応をとらないと、日本は東アジアばかりか世界から取り残されてしまう。

 私は安倍政権には現実を見る目があると思っている。安倍政権を取り巻く人たちに頑なな態度が見られることが気になる。

(おしまい)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch