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【香港=河崎真澄】
香港で「真の普通選挙」を求める街頭占拠が始まった9月28日以降、中国本土で米国の画像共有サービス「インスタグラム」が
遮断されるなど、インターネットツールへの情報統制が強化されていることが分かった。
関係者によると、画像共有アプリとして人気が高いインスタグラムを中国本土で検索しようとすると「関係法規と政策に基づき
検索結果を示せない」と表示されるようになった。中国当局が、民主化を求める香港学生らのデモ現場の画像などの流入を
阻止しようとした可能性が高いという。
また、中国版のツイッター「微博(ウェイボ)」上の検索規制も急増。香港大学メディア研究センターのデータによると、街頭占拠が
始まってから、発言数1万件当たり平均約160件が削除されたり、非表示になったりした。天安門事件25周年だった今年6月4日や、
香港で大規模デモが起きた7月1日などに瞬間的に同約80件(平時は同40件以下)に跳ね上がっていたが、さらに発言内容の
検閲が強められたようだ。
中国本土では7月の香港でのデモ直後から米ヤフーの画像共有サービス「フリッカー」や通信アプリ「LINE(ライン)」なども相次ぎ
遮断されている。
産経ニュース 2014.9.30 22:03
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