【香港】香港の抗議行動で露呈した世代間格差…北京との対立には慎重な上の世代、香港の政治的将来に強い関心を抱く学生たち[09/29]at NEWS4PLUS
【香港】香港の抗議行動で露呈した世代間格差…北京との対立には慎重な上の世代、香港の政治的将来に強い関心を抱く学生たち[09/29] - 暇つぶし2ch1:Hi everyone! ★@転載は禁止
14/09/29 09:37:34.96
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
URLリンク(jp.wsj.com)
写真=香港の政府庁舎前に集まったデモ参加者(28日)
URLリンク(si.wsj.net)

 【香港】香港では先週末、行政長官の民主的な選挙制度を要求する大規模デモが行われ、機動隊と衝突する事態に発展した。
デモにより、今後数年間の中国本土との関係を形作ることになる世代・経済面での深い断絶が露呈した。

 学生らはこの夏を通して香港の民主化を要求。家賃の高騰やいくつかの大規模コングロマリットに支配された経済や、
教育・ヘルスケアなどのサービス面での本土との競争に苦闘する世代の不満を取り込んでいる。

 香港の若い世代は上の世代に比べると中国の経済成長の恩恵を受けていない。上の世代の多くは、工場所有者あるいは不動産
投資家として富を築いている。これらの世代は、香港行政長官選挙で候補者を制限する中国の政策に反対して香港を混乱させること
に強く反対している。

 28日早朝、有名な民主派「オキュパイ・セントラル(中環を占拠せよ)」は香港政府本部にいる学生らに合流した。オキュパイ・
セントラルは、香港のビジネス街である中環を混乱させる方針を示し、学生とともに一段の民主化を要求している。しかし、中年の
大学教授や香港の民主政党のベテランメンバーを中心とする占領中環の指導部は、現場に2日前から集まっている学生らとは
対照的だ。

 学生らは、オキュパイ・セントラルがこれまで香港で生み出せなかったような形で同情と支持を獲得している。オキュパイ・セントラル
は中国の方針には懐疑的ではあるが、北京と対立することには慎重だ。香港大学が9月初旬に行った調査では、香港住民の過半数は
オキュパイ・セントラルに反対している。

 香港中文大学が先週実施した世論調査では、住民の46.3%がオキュパイ・セントラルに反対しており、支持しているのは31.3%だった。
しかし、若い世代の間ではもっと高い支持率を得ている。この調査では、24歳未満の住民の47%が支持し、40?59歳の20.9%を大きく
上回った。

 問題の中心は香港行政長官の選挙方法にある。現在の計画では、香港住民は初めて直接選挙ができることになるが、長官候補に
なれるのは中国政府が支配する指名委員会が認可した人物だけだ。先週の世論調査では15?24歳の75.8%がこの制度に反対、
40?59歳では反対は45.3%だった。

 上の世代の多くは、経済問題を第一としてきた香港で政治問題を重視するのは良くないことだと考えている。女性下着メーカー、
黛麗斯国際(トップ・フォーム・インターナショナル)のウィリー・フン会長(66)は「これが香港の成功の背景にあった」とし、「人々が大切に
思っているのは政治よりもカネをもうけることだ」と話した。

 フン氏は中国を信じていない。同氏の一家は、毛沢東主席が締め付けを強化する本土を逃れてきた。本土に残った祖父母は地主だった
という理由で殺された。同氏は7月、オキュパイ・セントラルの政治目標へのアプローチは社会的大混乱と経済的混乱をもたらすだけだと
して、同グループを非難する署名運動への参加を求めるメールを友人ら300人に送った。

図表=香港のGDP(オレンジ棒グラフ)、香港から中国本土への直接投資(青グラフ)、北京支配下の政府を信用しない人の比率
(折れ線グラフ)、オキュパイ・セントラルへの賛否(円グラフ)
URLリンク(si.wsj.net)

>>2以降に続く)

2:Hi everyone! ★@転載は禁止
14/09/29 09:37:56.50
>>1の続き)

 香港での抗議行動に対する中国の対応を懸念する声もある。香港のナイトライフ地区「蘭桂坊(ランカイフォン)」を開拓したアラン・
ジーマン氏(66)は「これは企業人が望んでいるメッセージではない」と述べた。同氏は、数年前に中国市民権を獲得したカナダ人だ。
若者たちは「理想主義的で、人生経験がない」とし、それもあって上の世代よりも抗議行動を強く支持しているとの考えを示した。

 同氏は中国でいくつかの事業を行っている。この数カ月間に、オキュパイ・セントラルに反対するよう中国当局者から働きかけがあった
という。同氏は「彼らは『あなたならはっきりと意見を述べられるだろう』と言った。私はそうする、反対すると言った」としている。

 学生らは夏の初めから、中国への抗議の先頭に立っている。7月1日の中国への香港返還記念日に合わせた大規模デモのあと、
学生は香港の主要ビジネス街で座り込みを行い、翌日朝には500人以上が警官隊に排除された。

 学生は、経済状況をめぐる不満があるほか、上の世代よりも街頭行動に出やすく、香港の政治的将来にももっと強い関心を抱いている。
香港には以前から、中国がいずれ香港の自由を奪うとの不安がのしかかっている。香港生まれの実業家スタンレー・スゼト氏(40)の
一家も、1997年の香港返還前に脱出しようとしていた。しかし、結局はここにとどまることを決めた。

 17年後の今、スゼト氏の運命は中国本土の台頭と複雑に絡み合っている。本土に三つの工場を持ち、ユニクロやJクルーといった
ブランド向けにシャツなどを製造しているためだ。同氏は「若者は理想だけだ」とし、「彼らには時間の観点がなく、共産党が20年前と比較
してどのくらい前進したか分かっていない」と話した。

(終わり)

3:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止
14/09/29 09:39:46.91 S6xSdVWA
ちょっとした騒ぎでおしまい


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