14/09/19 19:29:58.26
(画像:経緯)
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やはり「自虐」回帰? 撤去方針のはずが…一転「南京事件」映像展示へ ピースおおさか
大阪府と大阪市が出資する財団法人「大阪国際平和センター」(ピースおおさか、大阪市中央区)で、日中戦争中に
旧日本軍が行ったとされ、その実態や規模をめぐって議論が分かれている「南京事件」に関する映像展示を行う見込みで
あることが18日、分かった。府・市議らから事件の虚構性を指摘され、平成27年度のリニューアルオープンに向けて
関連展示を撤去する方針が決まっていた。直前の“方針転換”に疑問の声が上がりそうだ。
・橋下市長も「自虐」了承か
府人権企画課によると、日清・日露戦争から第二次大戦までの経緯を説明した十数分程度の映像資料を流す予定。
その中にある、昭和12年に旧日本軍が南京城へ入城するシーンに「日本軍が占領した首都・南京で、捕虜のほか女性や
子供を含む多数の住民が殺害された」という内容のナレーションを重ねることが検討されている。
ナレーションは府内の小中学校で広く使われている東京書籍などの教科書に準拠。橋下徹市長は、設置を模索している
近現代史をテーマにした教育施設では、議論が分かれる歴史的事象に関して「一つの価値観でつくることはしない」として
両論併記とする姿勢を示しているが、市の担当部局によると「ピースおおさかは歴史を評論する施設ではない」として、
南京事件では両論併記をしない考え。橋下氏もこの方針を了承しているという。
ピースおおさかではこれまで、旧日本軍の南京攻略後に見つかった中国人の生首とされる写真など南京事件コーナーが
設置されていた。しかし、市民団体や府市議らから、当時のデータや証言、近年の研究成果を踏まえ、事件そのものの
虚構性を訴える声も上がり、子供たちに戦争の悲惨さを伝えるために必須ではない-として撤去が決まった。
南京事件の犠牲者数をめぐっては中国側が「30万人」と主張。国内では、近年の研究で誇大との見方が定着した
「大虐殺派」(十数万~20万人)、「中間派」(2万~4万人)、「事件否定派」の3説があり、日本政府の公式見解は
「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない」となっている。
ピースおおさかの岡田重信館長は「諸説あるものの多くの犠牲者が出ている。当館は、事件を全体のストーリーを語る上での
一つの重要な歴史的事象ととらえている」と話す。
・事実無根のプロパガンダ
歴史博物館の展示問題に詳しい拓殖大の藤岡信勝客員教授(教育学)の話「南京事件は、中国が国際社会に
アピールするための事実無根のプロパガンダ(政治・思想宣伝)だ。映像にナレーションを重ねるのは展示を撤去する行為と
全く矛盾しており、やるべきではない」
(>>2以降へ続く)
msn産経ニュースウエスト 2014.9.19 02:00
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