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【軍事】 強まる米軍の「韓国から撤退論」 日本を敵国視する韓国の姿勢に高まる批判 --2014/09/17
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板:311番)
米国防総省の首脳、韓国に駐留していた陸軍幹部や兵士らの間に、韓国が米国の軍事同盟国の日本を
過激に敵国視していることに、「中国軍の侵略に備えて米軍が朝鮮半島に駐留している意味があるのか」
といった批判が強くなっている。会議で朝鮮半島問題のベテランが次のように述べた。
米国は、日米安保条約に基づいて中国による南シナ海や尖閣諸島に対する侵略に備えている。同時に約
３万人の米軍を韓国に駐留させて、中国による朝鮮半島侵略に対抗しようとしている。しかし、米国が助け
ている韓国は、米国の同盟国である日本を敵国視し、批判をくり返しているのはおかしい、とした。
米国は2000年代にブッシュ第１期政権で当時のラムズフェルド国防長官が「南北朝鮮の内戦には関わら
ない」と決めた。米軍の主力を朝鮮半島の南へ移動して以来、韓国軍を強化して北朝鮮の侵略に対しては
韓国に独自の力で対応させる方針を決めた。その後、ブッシュ政権で2016年までに朝鮮半島から引き揚げ
る検討を始めた。だが、当時は中国の朝鮮半島侵略を恐れる国防総省の一部や保守勢力の間には、「在
韓米軍を残しておくべきだ」という意見も多かった。
しかし、最近は、米軍を韓国から撤退させ、「北朝鮮の侵略には、韓国軍だけで対処するのが当然だ」とい
う声がほとんどで強い。
朝鮮半島有事については以前、米太平洋軍のロックリア司令官がこう述べたことがある。「日本政府は朝鮮
半島情勢に冷淡で、有事に日本に駐留する米海兵隊や航空兵力による支援活動に支障が出る恐れがある。
日本政府の態度は、実際に朝鮮半島の軍事情勢に悪影響を与えている」。このコメントは、日本やワシントン
で反響を呼んだ。もっとも、現実は当事者のペンタゴンや軍人の間では、米軍の支援のもとに中国の侵略に
備えるべき韓国が、中国に対する軍事体制の強化に熱意を示さないこと。また韓国が米国の軍事同盟の日
本を非難し続け、日米同盟を解消しろなど要求することになどへの批判の声が強い。<ワシントン2014/09/17>