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中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は12日、「朝日新聞社長が
“誤報”を謝罪、引責辞任も示唆」との見出しで同社の特派員電を掲載した。
朝日新聞の木村伊量社長が福島第1原発の「吉田調書」に関する記事の誤りと撤回を
表明したと伝えた上で、「慰安婦問題」にも言及。朝日新聞が「報道を撤回した後、
日本の右翼メディアと政府関係者が(朝日新聞に)“深い反省”を要求した」などと伝えた。
また、朝日新聞のベテラン社員1人が環球時報の記者に、「証言の有無にかかわらず
慰安婦問題が存在するのは事実。慰安婦問題をなかったことにしようとする動きが日本の
政治的主流になっている。これは日本が徹底的に右翼化する兆候だ」と述べたという。
旧日本軍が設置したとされる慰安所が残される南京市を省都とする江蘇省が運営する
ニュースサイト「江蘇省網」などは、環球時報の記事を転載する形で紹介している。
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