14/09/11 19:27:17.42
夏の甲子園は大阪桐蔭が4度目の全国制覇を成し遂げ、8月25日、大会を主催する朝日新聞の木村伊量社長から
キャプテンに優勝旗が手渡された。
連日、高校球児による熱戦の様子が報じられたが、“従軍慰安婦”大誤報問題はそこにも影を落としていたのである。
甲子園取材に当たった同社の記者によれば、
「本社などには、“ひたむきにプレーする高校球児の大会を、嘘つき新聞に主催して欲しくない”“いますぐ、朝日は甲子園から
手を引け“などといったクレームが相当寄せられたそうです。なので、記者には“球場の観客から厳しく追及されても口論などせず、
大人の対応をするように”とのお達しがありました」
読者から嘘つき新聞呼ばわりされるほどの深刻な事態が部数に響かないわけがない。
首都圏で約5000世帯に朝日新聞を配達している販売店のオーナーは、こう嘆く。
「慰安婦報道の検証記事を掲載した8月5日、6日以降、すでに解約の申し出が10件に上りました。それも、朝日を10年以上
取り続けていただいた世帯ばかり。3ヵ月間などの短期契約と違い、販売部数の“基礎票”ともいうべき方々です。いきなり
長期購読者に見限られるのは、1989年の“サンゴ捏造事件”以来のこと。現段階では10世帯とはいえ、長年の朝日ファンを
失うわけですから、ゆくゆくは死活問題につながりかねないのです」
朝日新聞の販売店は、全国に約3000を数えるという。単純に、他の販売店でも同程度の解約があったとすると、わずか
半月の間に3万部も減らしたことになる。
同社の中堅幹部は、
「検証記事が載った週は、読者からの問い合わせが3970件寄せられました。前週に比べると、1019件も増えた。さらに、
メールは999通で、こちらも前週比で728通増です」
しかも、朝日に同情的な意見は皆無に等しく、“騙された”、“信用できない”などのクレームの嵐だった。
現在、朝日の販売部数は約726万部。
しかし、700万部を割り込むのは時間の問題だと見られているという。
言うなれば、我々の父祖が性暴力犯罪者であると罵り続けられてきたようなものではないか。1億国民が報道被害に遭ったも同然だが、
朝日新聞に謝罪という言葉もない。目下、嵐のようにクレームが寄せられ、読者離れを招いているのも当たり前のことである。朝日新聞の
会社ぐるみの“組織的関与”疑惑を認めない往生際の悪さも問題だ。
(>>2以降に続く)
週刊新潮 2014年9月4日号 掲載
矢来町グルリ
URLリンク(www.gruri.jp)
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