14/09/11 14:25:17.66
米国出身でフィリピンに帰化した男子バスケットボールのアンドレイ・ブラッチ選手について、韓国の仁川アジア大会組織委員会が
フィリピン代表として同大会に出場することを認めないと通知したことをめぐり、フィリピンがスポーツ仲裁裁判所への提訴を検討しており、
最悪の場合には大会をボイコットする考えであることが分かった。中国・京華時報が10日伝えた。
ブラッチ選手は米NBAで活躍後、フィリピンに帰化。しかし仁川アジア大会の組織委員会は、「該当国に3年以上居住しなければ代表資格
は得られない」として、ブラッチ選手が同大会に出場できないとの判断を示した。
そのためフィリピンは国際バスケットボール連盟に助けを求め、連盟が仁川大会の組織委に対して「選手の参加資格を決めるのは連盟だ」
と通告したが、組織委は「アジア大会はアジアの試合なので、アジア人が決めることだ」と回答した。
こうした状況の中、フィリピンのバスケットボール協会は対応策として、「ブラッチ選手に代わってほかの選手を出場させること」、
「スポーツ仲裁裁判所に提訴すること」、「大会をボイコットすること」の3つの選択肢があると表明。「仁川大会組織委のやり方は不公平だ」
と訴えた。
ブラッチ選手はスペインで開催中のバスケのワールドカップで活躍。フィリピン男子代表の実力を底上げしており、仁川アジア大会では韓国
や他国代表の脅威となるとみられている。
(編集翻訳 恩田有紀)
ソース:XINHUA 2014年09月11日
URLリンク(www.xinhua.jp)