14/09/10 20:46:55.32
URLﾘﾝｸ(img.hani.co.kr)
▲1945年9月27日、東京米国大使館でダグラス・マッカーサー聨合軍司令官とヒロヒト日王(右
側)が一緒に取った写真。AP聯合ニュース
侵略と敗戦、戦後の劇的な経済復興につながった波瀾万丈な人生を生きたヒロヒト日王の時代を
記録した‘昭和天皇実録’が24年ぶりに公開された。日王の‘戦争責任論’については堅く口を閉
ざしたまま‘平和日王’のイメージ作りに忠実な実録という評価が出ている。
日本宮内庁は9日、1926年の即位後、満州事変(1931年)、太平洋戦争(1941年)、敗戦(1945年)
を経て1989年まで王位に留まったヒロヒト日王(1901～1989)の生涯を書いた実録を完成し公開した。
日本の新聞各紙はこの日、関連記事を大々的に報道するなどヒロヒト日王死後24年ぶりに発行
された実録に大きな関心を示した。しかし、今回の実録は日本の開戦と降参過程で日王が担当し
た役割、11度にかけたダグラス・マッカーサー聨合軍最高司令官との会談内容などこれまで昭和
(ヒロヒトの年号)の歴史の謎として残っている問題について明らかな答えを提供しなかった。
日本メディアも関連分野の専門家たちを引用して「昭和史に対する既存の通説をひっくり返す新し
い発見はない」と評価している。日王の戦争責任などそれに対する否定的評価が可能な部分を曖
昧に処理し日王が‘日本平和の象徴’であることを強調しようとした宮内庁の意図が作用したため
と見られる。
代表的な例が1945年9月27日、マッカーサー司令官との1次会見でヒロヒト日王がしたことが分
かっている「戦争のすべての責任を負う人である私自身を任せにきた」という発言に対する記述だ。
これはマッカーサーが自叙伝で言及した内容で戦争が終わった直後、ヒロヒト日王が自身の戦争
責任を明確に認めた発言として注目されてきた。しかし、実録は日本政府の公式記録ではこの発
言を確認できなかったとし、日王の発言として採択しなかった。
また、1947年9月19日、ヒロヒト日王が‘米国が日本本土占領を終わらせた後も、沖縄を統治す
ることを希望する’と話した‘沖縄メッセージ’、1978年10月中-日平和友好条約締結のために訪
日した鄧小平中国副主席（当時）にしたことが分かっている謝罪発言なども「明確に事実と確認さ
れたことだけ書く」という宮内庁の方針により日王の公式発言として記録されなかった。
反面1945年8月9日午前9時37分、ソ連が参戦したという報告を受けて18分後にヒロヒト日王
が終戦を指示した点を指摘するなど、日本の平和のために日王が担当した役割を積極的に強調
した。この日公開された昭和実録は全体61冊1万2000ページで構成されヒロヒト日王死後24年
5カ月の作業を経て完成された。
東京/キル・ユンヒョン特派員
ソース：ハンギョレ新聞(韓国語) ‘戦犯’ヒロヒト日王に‘平和’イメージ負わせること
URLﾘﾝｸ(www.hani.co.kr)
関連スレ：
【戦後処理】 「日王を戦犯にしなかったから侵略戦争責任精算できず」～「村山談話を継承・発展させる会」参議院会館で記者会見[08/07]
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板)
【昭和天皇実録】 日王の戦争責任、避けるため…ヒロヒト日王の生涯記録から事実脱落、平和主義者に潤色／東亜日報[09/10]
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板)