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2014年9月9日、第一財経日報によると、米中国交正常化35周年を祝うレセプションやシンポジウムに出席するため
中国を訪問している米国のジミー・カーター元大統領は、メディアの取材に応じ、中国共産党の元指導者・トウ小平氏
との交友や中国経済の展望、オバマ米政権のアジア太平洋「リバランス(再均衡)」政策、日中関係などについて、
自身の見解を語った。
カーター氏は、近年冷え込む日中関係について、「騒動の発端は(当時の)東京都知事(の石原慎太郎氏)にある」とし、
「小さな島(尖閣諸島)の購入を表明するという彼の行為が、日中間の相対的に平和だった関係を壊した」と指摘。
「彼が島を購入し、観光地化を計画したことが、緊張関係の始まりだ」との見方を示した。
日中対立の発端は日本側にあるとするカーター氏の認識は、米国の元政府高官としては極めて異例だ。
少なくとも、オバマ政権内やオバマ氏に親しい人物の間では、そのような認識は聞かれない。
カーター氏は、緊張する日中関係に懸念を示した一方で、「(その緊張を)緩和することも可能だが、
それは日中両国が決めることだ。私の希望は『米国はそれに関与することはない』ということだ」とも語った。
(翻訳・編集/NY)
ソース:レコードチャイナ 2014年9月9日 11時21分
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