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▲イ・ホチョル博士.(c)韓国武芸新聞
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▲資料写真.(サ)大韓合気道協会インド支部合気道授業場面。(写真出処:DaumCafe)
韓国合気道(ハプキド)のアイデンティティ確立に最も大きな障壁になっているのが‘ハプキド’とい
う武名の漢字語だ。合氣道が日本のアイキドーと一緒に使われていることだ。字ごとに意味を持
つ表意文字、漢字語の同名の使用は漢字語文化圏にある人々にはその名前を持った対象に対
するアイデンティティの認識に大混乱を与えかねない。
合気道という漢字語武名が日本からその名前を借りて使っている歴史的事実は合気道がアイキ
ドーの亜流であることを証明する決定的な根拠になる。このような問題点から、改名論者は韓国
武芸としてのアイデンティティのためには合気道という武名を韓国の伝統的な感情に合うよう改名
すべきだと主張する。
反面、すでに国内外に独自の韓国武芸として発展してきたハプキドは日本のアイキドーとは発音
が異なり、国際語の英語も異なる(HAPKIDOとAIKIDO)ので、ハプキドという武名を使うのは問題
ないと主張するのが改名反対論者などの立場だ。
このような両者の対立は絶え間ない論争の延長線上にある。名前による国家的アイデンティティ
論争はよくあることだ。(中略)ところが武芸関連の名前で外来語か否かを問うて国家的なアイデ
ンティティに執着するのは韓国と日本の敏感な歴史的国際関係の特殊性に由来するといえる。特
にハプキド界では韓日間の名前の起源に意味を付けて真実可否の研究に執着する独特の現象
が現れる。例えば空手で‘カラ’は韓国古代国家の伽耶(カヤ)に由来し、‘大東流柔術’で大東は
韓国を意味するという主張などがその例だ。
改名論者らの主要論点は合気道が日本武芸の色を脱し、韓国固有の武芸アイデンティティを確
立するためにはハプキドの改名は必須というものだ。一部、武芸研究者らは日帝から解放された
1945年以前はどの文献にも‘ハプキ’という単語がなく、韓国の近代合気道を形成したチェヨン術
やヤワラ、柔術などと称し、‘ハプキ’という用語に全く言及がなかった事実に立って‘ハプキ’の用
語は日本から流入した新しい用語と解釈すべきだと主張する。従って脱日本化を通じて韓国ハプ
キドのアイデンティティ確立し韓国の伝統武芸に成長するためにはハプキドの改名は必ず解決す
べき先決課題と主張している。
(中略)
テコンドーが韓国の代表的な武芸に成長した原動力は、名前のせいではなく、オリンピック種目と
しての競技力向上そして優れたテコンドー外交力、立派な指導者養成そして高まるテコンドーの
学問的地位などにあることを私たちは肝に銘じなければならない。
かえって日本から流入した用語であるハプキドという武芸が日本のアイキドーより武芸技術や理
論的な側面で、また大衆的な武芸としてより一層優秀にしていくことが真の克日になるのではない
かというのが筆者の所見だ。
従ってハプキドという武名だけで韓国武芸か日本武芸かを問題にする国家的アイデンティティの
偏狭で感情的で消耗的な論争は時代錯誤であり、無条件な改名はハプキドの正統性の価値指向
にとって妨げにしかならない。
ソース:韓国武芸新聞(韓国語) 合気道アイデンティティ確立ための望ましい正統性価値指向(3)
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