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終戦直後の1945年8月、舞鶴湾で輸送艦「浮島丸」が爆発・沈没し、帰国しようと乗っていた朝鮮人労働者ら549人が犠牲になった
「浮島丸事件」から69年の24日、舞鶴市佐波賀の殉難の碑の前で追悼集会があった。
市民らでつくる「浮島丸殉難者を追悼する会」が主催し約300人が参列。全員で黙禱(もくとう)した後、余江(よえ)勝彦会長は
「事件を忘れず、平和の確立に向けてこれからも『日本人の責任』として追悼事業を続けるのが犠牲者との約束だ」と述べた。
在日本大韓民国民団舞鶴支部の金英王支団長、在日本朝鮮人総連合会三丹支部の李宗一代表は日本政府による真相解明や
公式謝罪などを求める追悼の辞を述べた。碑前では献茶や追悼の踊り、歌なども披露され、最後に全員で海に向かって花を手向けた。
追悼歌「はまなすの花咲きそめて」を9人で歌った京都朝鮮中高級学校声楽部の金蓮花部長(18)は「事件は学校では学んだが、
実際にここに来ると祖国に帰るために乗った船で犠牲になった人たちの無念さを身近に感じる。歴史を知る人は減っているが、
私たちが語り継いでいきたい」と話していた。(福家司)
ソース:朝日新聞 2014年8月25日03時00分
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